今回のミッションは鉄骨3階建ての既存建物に自動火災報知設備を新規に取り付けるという作業になります。
自動火災報知設備新設工事
点検口を作る
配線をする前に目立たない所に点検口を設置します。
点検口は押入れ、クローゼットなど普段目に触れることがないところに設置します。
開口前 開口後 点検口になる
さあ、できました。配線を入れていきます。
天井内に配線を入れる
自動火災報知設備は無線式の製品も出てきましたが、機器の価格がまだまだ高価で一般的ではありません。無線式の自動火災報知設備でも一部配線が必要になるので
すでに完成している建物に配線を入れていきます。
使える穴は全て使います。どんな小さい穴でもなんでも使います。
露出は我々の達成感を著しく低下させるので配線は最大限埋め込みます。
ユニットバスの上部 ダウンライト 押入れ内部
とにかく埋め込め!!が私達のポリシーなのです。
きれいに仕上がれば気持ちいいいですしね。そんな埋め込むのが大好きメンツで配線工事を実施していきます。
器具を設置する予定の場所も予め開口をしその穴を利用して配線を入れていきます。建物の構造にもよりますがうまいこと順調に進みました。
木造の場合は天井内部にグラスウールが敷き詰めてあったりするので配線を入れていくのが難しくなったりしますが、今回は鉄骨造のためスルスルと配線ができました。
機器を設置していく
総合盤の開口部はめ込んだ画像 露出BOXは多少出っ張る 火災感知器 機器収容箱
壁には下地があり、うまく避けて開口を空けていきます。下地の間隔が狭いと機器の埋め込みができず露出型ボックスなどを取り付けて設置することになります。露出ボックスは厚みがあるので多少壁より出っ張り見栄えもよくありません。私達は少しでも見栄えを良くするよう必死で埋め込んでききます。
見栄えは埋め込んだほうがきれいになりますね。
火災受信機を設置する
火災受信機は屋外に設置することになりました。
屋外と言っても屋根があるため雨に濡れることはありませんが、念の為防水仕様の屋外用ボックスを設けます。
開口前開口後
受信機設置
火災受信機配線も全て埋設配線で実施!
誘導灯・非常照明を設置する
自動火災報知設備とは別に誘導灯、非常照明を設置します。
誘導灯も同じように埋設配線をしていきます。


まとめ
こんな具合でほぼ100%の埋設配線で工事完了できました。
鉄骨、RC造は比較的埋設が可能ですが、木造は少し難易度が高めですが、埋設希望の方がいらっしゃいましたらご相談ください。
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