消防設備

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  • 2020.01.10

火災感知器の種類と見分け方

『熱感知器と煙感知器の見分け方がわかりません。簡単な方法はありますか??』とよく質問されます。ちょっとした工事でホコリがでたり、バルサンを焚いたりすれば火災報知器が作動するから心配とのことです。今回は、ちょっとしたコツを書いていこうと思います。 感知器の種類は熱と煙たまに炎 火災感知器は『熱』『煙』『炎』を感知することにより作動します。通常、わたしたちが生活する場所では『熱・煙』が使用されます。な […]

  • 2020.01.09

スプリンクラーが起動!作動する仕組【湿式】

お客様よりスプリンクラーが作動・起動する原理がわかりません??という質問をいただきました。スプリンクラーはポンプから配管を伝って消火水を建物の隅々まで送り込み先端にはスプリンクラーヘッド (放水するためのヘッド) が取り付けられている設備です。 ビルのオーナーさんであったり管理会社さんの設備担当者以外は仕組みまでわかっている方はそう多くないかなと思います。今回はスプリンクラーの構造と仕組みを簡単に […]

  • 2020.01.08

スプリンクラー圧力漏れの探し方

スプリンクラーの目視点検でゲージによる圧力は正常だったけど、実際に設備を作動させる点検・増設や改修工事などを行ったら原因不明の圧力漏れが発生してしまい、ポンプが回ってしまう・・・ということががあります。 スプリンクラー設備は配管のあらゆる場所に逆止弁・仕切弁が設置されています。水が滴って目視で確認できればいいのですが、実際は見てわからない圧力漏れが多く、とても厄介で悩みの種であります。今回は圧力漏 […]

  • 2019.12.28

長時間タイプの誘導灯が必要な施設

誘導灯は通常ものであれば何らかの理由でブレーカが落ち停電した場合20分以上点灯できるように設計されています。しかし大規模施設などでは20分の避難時間では足りず60分以上点灯が可能な容量が必要とされています。 2種類の誘導灯(20分型と60分型) 長時間点灯の誘導灯が必要とされる場所 長時間タイプの誘導灯が必要とされている場所は下記の通りです。また避難口誘導灯、通路誘導灯以外で『階段通路誘導灯』も6 […]

  • 2019.12.27

地区音響ベルが鳴らない!!交換してみた(原因調査)

弊社のレギュラー物件ではありませんがスポットで消防設備点検をやってほしと依頼があり今月初旬に点検を実施してきました。地区音響がならなかったので原因をしらべてみると単純にベルの不良であることが判明。年末年始に火災があってからでは遅いので、オーナ様に至急直してもらいました。 地区音響ベルがならない原因 確率が高い方から 地区音響ベルが壊れている 火災受信機の地区音響用ヒューズが飛んでいる 火災受信機の […]

  • 2019.12.09

火災受信機と自動通報装置【火通】

消防設備には『火災通報装置』という消防署へ自動的に通報可能なシステムがあります。今回は通称『火通・かつう』について書いていきます。 消防設備点検をしているときお客様より火災報知機は消防署とつながっていますか?と聞かれることがあります。みなさま誤作動があった場合に消防車が来てしまうことを心配しているようです。実際のところ火災報知機が作動しても消防署とはつながっていない場合がおおく自動的に消防署が来る […]

  • 2019.12.09

消防機関へ通報する火災報知設備の設置基準【火災通報装置】

消防機関へ通報する火災報知設備【火災通報装置】 設置基準 防火対象物【令別表第一】特定は赤 設置条件 ㎡以上 劇場等  集会場等  1イ1ロ 500㎡ キャバレー遊技場性風俗特殊営業カラオケ・個室ビデオ 2イ2ロ2ハ2ニ 500㎡ 料理店飲食店 3イ3ロ 1000㎡ 物品販売・百貨店 4 500㎡ 旅館・ホテル共同住宅など 5イ5ロ 500㎡1000㎡ ・避難介助が必要な病院 ※1・避難介助が必要 […]

  • 2019.12.03

自動火災報知設備の4芯工事と2芯工事

自動火災報知設備の施工をする場合4芯工事で施工する方法と2芯工事で行う場合があります。どちらで施工しても構いませんが4芯工事で行う場合はが一般的なような気がします。 2芯工事4芯工事を理解しよう 火災感知器が作動する原理 火災感知器を制御する配線はL【ライン】とC【コモン】の2つの種類になります。このLCは火災受信機の端子から配線で送られてきたもので、各階に設置してある総合盤【機器収容】を経由して […]

  • 2019.11.23

火災感知器未警戒を増設工事をしてみた

火災感知器は消防法令によりどこに何を何個設置する、というような基準が明確に決められています。自動火災報知設備がある物件で天井までの間仕切りがある場合は火災感知器の設置が必要になります。 未警戒とは 未警戒(みけいかい)は自動火災報知設備の火災感知器が本来必要であるにもかかわらず、設置されていない状態。火災の警戒が未の状態のことを言います。消防法令では未警戒という言葉がしばしば出てきます。火災感知器 […]

  • 2019.11.22

消火器の破裂事故!!危険な状態とは!?

加圧式消火器の破裂による人身事故が過去たびたび発生しています。安全な消火器として蓄圧式の消火器が市場に流通するようになりました。今回は加圧式と蓄圧式の違いとなぜ腐食した消火器が危険なのかを書いてみたいと思います。 大変危険な腐食消火器 このように底部が腐食している消火器は大変危険です。今回発見した消火器は厨房の奥に設置されていたもので、長年奥の方に身を潜めていたため今回の捜索により発見いたしました […]

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