6/25ページ

6/25ページ

易操作性消火栓について説明します【いそうさせいしょうかせん】

消防設備の中で最もメジャーな設備に消火栓があります。消火栓を起動させると消火ポンプが起動し加圧された消火用水を勢いよく放出することができます。 消火栓にはバルブが設置されており、通常2人~3人で操作するように設計されていいましたが、技術の進化により1人でも簡単に使用できる易操作性消火栓が開発されました。また、1998年より使用されています。 現在では広く使用されており目にする機会が非常に多くなって […]

防火ダンパーが動かない!!レリーズ劣化とのダンパー不作動について

防火区画を形成するための設備である防火設備の一つに防火ダンパーがあります。防火ダンパーは、防火区画を貫通する空調ダクト内に設置されています。壁や天井が防火区画になっているのに、空調ダクトから火や煙が出ていってしまっては区画をしている意味がなくなってしまいます。  防火ダンパーは、ダンパー本体と、そのダンパーを動かすためのレリーズ部に分かれています。ダンパー本体はダクトを塞ぐような形で羽が展開する仕 […]

消防設備に関する届出に届出者の押印が不要になりました

ついに消防設備に関する届出書類に、届出者の押印が不要になりました。今までは関連する作業後にお客様より押印を頂いていました。今後はこの判子を押すという工程がなくなります。2020年12月25日から不要となったということもあり、我々にとって非常にありがたいクリスマスプレゼントとなりました。 書類は各消防関連申請に関する書類で、例えば『着工届』『設置届』『使用開始届』『工事計画届』『設備点検報告』『防火 […]

  • 2020.12.27

スプリンクラー工事をやってみた!!バキュームからヘッド装着まで

弊社は自火報や放送などの電気系消防設備の工事が多いですがスプリンクラーや消火栓などの水系消火設備工事も同時並行で行っています。少し広めの物件ではスプリンクラーや消火栓もついてくるのでいっそのことやってしまえ!という具合で始めたのがきっかけです。 スプリンクラーの工事は「消防設備士甲種1類」という資格が必要になります。この業界に入ったときは自火報の4類と消火器の6類があればいいかと思いつつも、当時は […]

防火対象物点検をする際に事前に用意していただく書類・資料について

防火対象物点検を実施する歳、事前にお客様に準備していただきたい書類があります。防火対象物点検はビルオーナーが実施する場合とテナント側が実施する場合の2パターンあります。大規模物件や危険物を扱うような特殊の物件は、指定業者や常時管理している会社が各々の資料について把握していると思われますのでそのようなケースを除いた小規模・中規模物件についてご紹介さていただきたいと思います。 防火対象物点検をするため […]

自動試験機能付の自動火災報知設備・設置工事をしてきました

自動試験機能付きの自動火災報知設備を選択されるお客様が増えてきました。自動試験機能付【PA】は火災受信機と感知器間を電送信号により、遠隔試験が可能となるハイテクな設備です。 自動試験機能のないノーマル式とくらべると若干、費用が高くなります。高い分だけのメリットを上げるとすれば、煙や熱を直接加える試験を省略できるといったところでしょうか。 火災感知器の数が多い物件であればあるほど作業時間短縮になり、 […]

火災報知設備・消火栓の表示灯が点灯しない【ランプ不良の原因について】

自動火災報知設備や非常警報の押しボタン、消火栓のすぐそばには、表示灯というランプを設置する必要があります。表示灯は赤色で15°以上となる方向に沿って10m離れた場所から点灯していることが確認できることとされています。 表示灯は非常時に赤い灯りを頼りに設備の場所を特定するという大切な役割があるのですが、時には球切れなどで点灯しなくなってしまうというトラブルも起こったりします。 先日仲間内の若手設備士 […]

光電式2種と3種が一体化した火災感知器について【2信号式煙感知器】

自動火災報知設備についての業務を行っていると時たま珍しい機器に出会うことがあります。火災感知器は熱式、煙式、炎式があります。この3つの種類から更にいくつもの種類に枝分かれしており非常に多数の方式の火災感知器が存在しています。 今回は煙式の光電式スポット型感知器【こうでんしスポットがた】の2種と3種が一体化した『2種3種』について書いていきたいと思います。ワタクシ管理人もこの業界はベテランと言っても […]

消火栓ホース交換 or 耐圧試験どちらが得か??【管理人は交換をお勧めします】

消火栓用のホースは製造年より10年を経過したものについて耐圧試験をする必要があります。消火栓ホースと言っても保型ホースは除かれます。保型ホースというのは円筒上に保型されているホースで、易操作性消火栓・補助散水栓に使用されているものです。 耐圧試験はホース専用の耐圧試験機を使用してホースの両端部の金属カシメ部分、金具継ぎ目から漏れが無いことを確認します。漏れが無ければ更に3年後に再度耐圧試験を行いま […]

フラット型表示灯の非常警報が発売されました【新設・リニューアルに最適な商品】

この時を待っていました。ついにフラット型の非常警報複合装置が発売されました。非常警報よりも数年先に自動火災報知設備でフラット型の表示灯が発売されていましたが、いよいよ非常警報にフラットLED型が登場することになり早速チェックさせていただきたいと思います。 今まではランプ(非常灯)が少しだけ前にせり出していました。非常警報複合装置は押しボタンを押すと建物に設置しているベル、サイレンが連動し全体で一斉 […]

1 6 25