- 2022.04.27
たまに来る、テナント改装で仕上がってからの設置工事依頼について
日頃から様々な消防設備の工事をさせていただいております。工事にもいろいろなジャンルがあって「テナント改装工事」「設備点検改修」「新築工事」「既存建物新規設置」といった具合で多少勝手が異なります。 ときたまテナント改装工事でほぼ仕上がってから依頼を請けることがあります。理由は「頼み忘れていた」といったことがほとんどで、消防設備工事は見積もりに別途とされることが多々あるためこのようなことが起こるのかな […]
日頃から様々な消防設備の工事をさせていただいております。工事にもいろいろなジャンルがあって「テナント改装工事」「設備点検改修」「新築工事」「既存建物新規設置」といった具合で多少勝手が異なります。 ときたまテナント改装工事でほぼ仕上がってから依頼を請けることがあります。理由は「頼み忘れていた」といったことがほとんどで、消防設備工事は見積もりに別途とされることが多々あるためこのようなことが起こるのかな […]
美容室、スポーツジム、リラクゼーション、事務所、整骨院などに類する施設を内装工事する場合はこれらに適した消防設備の設置が必要になります。 前述した用途は「消防法施工例別表第一」の15項に該当し、その他の用途に比べ緩い規制での設置義務となります。理由は誰でもいつでも出入りできる劇場や飲食店と違い、ある程度利用する人が決まっている施設だからです。 今回は15項に必要な消防設備について書いていきたいと思 […]
飲食店を新規にオープンさせることになり、内装工事が終わりいよいよ店舗開店!と思いきや、消防設備をつけ忘れていた、、、といった具合で事後設置工事が必要になることがあります。我々タイムラン防災も時たま対応をさせていただくことがあります。 仕事のご依頼はありがたいのですが、施主さんのがっかり具合を横目に施工するのは心が痛いです。また、内装工事後の施工となると難易度が上がり、キレイに仕上げることが多少難し […]
火災感知器が作動したとき、「ベル」又は「非常放送」が鳴動します。2つの鳴動方式の違いは、「自動火災報知設備の火災受信機」で鳴らすか、「非常放送設備アンプ」で鳴らすかです。 非常放送は、比較的大規模物件に設置されています。例えば、建物の収容人員が一定数を超える場合は非常放送設備が設置義務になるため、放送設備の音声警報で火災を周知させることが一般的です。 非常放送が装備されている物件でもときたまベル鳴 […]
スプリンクラー設備の感熱開放継手を取付けてきました。感熱開放継手を使用することでダクトや物品などの散水障害を是正することができます。感熱開放継手を使用する場合は開放型のスプリンクラーヘッドを使用します。 一般的なスプリンクラーヘッドには感熱部があり、一定の温度(今回使用したものは72℃)に到達した時に内部の弁が自動的に開き消火用水を放出します。一方、開放型ヘッドは弁機構がなく、その役割を感熱開放継 […]
法改正による自動火災報知設備・既存建屋の新規設置工事があらかた行き届き一服したと思いきや、忘れた頃に依頼をいただくことがあります。消防署のデータから物件が漏れていたり、いままで使用していない建物を再稼働させるなど様々な理由でこのようなことが起こります。 ありがたく弊社に依頼が来ました。今回の用途は倉庫です。倉庫は消防法施行令別表1の14項に該当し、自動火災報知設備の設置基準を見ると「500㎡以上」 […]
皆さんが普段使用する施設のあらゆる所に設置されている消防設備の一つとして屋内消火栓があります。消火栓は消防設備の中でもメジャーですが、実際に使用方法を知っているという方は少ないことでしょう。今回は屋内消火栓の使用方法についてご説明させていただきます。 消火栓を起動させるには発信機を押せばよい 発信機を押し消火栓ポンプが起動している場合は消火栓ボックスに設置している表示灯が点滅(フリッカー)しますの […]
もしも現場でスプリンクラーから水が出てしまったらどのように対処すればよろしいでしょうか。スプリンクラーヘッドは熱(一般的には72℃)を受け、または、よからぬ衝撃が加わって水が漏れてポンプが起動するということも起こったりします。 スプリンクラーが作動する理屈を知るためにはまず設備の系統図を理解する必要があります。 スプリンクラーの系統図と作動する理屈 圧力が下がる原因はいろいろと考えられますがざっく […]
連結送水管はあらかじめ防火対象物に消火用の配管を設置し、火災時に駆けつけた消防隊がすぐさま消火活動に入れるようにすることを目的として設置される消防設備です。 消防法施行令29条ではどのような場合に連結送水管を設けるかが記載されており、細目については消防法施行規則第31条に記載があります。ここでは施行令の基準について書いていきたいと思います。 連結送水管を設置する基準 設置が必要な防火対象物 まず、 […]
消防法関係法令に「避難上有効な開口部」という文言が出てきます。避難上有効な開口部については消防法施行規則第4条ニのニに定義されています。 大雑把に開口部はドアや窓などを指します。開口部から脱出は人がらくらく通れる大きさが必要になるので、支障なく避難できるであろう大きさが決められています。 今回は開口部の定義について記載していきたいと思います。 避難上有効な開口部 開口部の大きさについて 直径1メー […]