工事・改修

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火災受信機・非常放送設備を移設・交換してみた!!【自動火災報知設備】

今回は火災受信機(自動火災報知設備)のリニューアルについて書いていきます。火災受信機は、建物の火災(煙・熱)を感知し周囲に警報を発するシステムです。 このシステムを制御している機器が『火災受信機(かさいじゅしんき)』です。火災受信機はシステムの心臓部でビル各所に設置しているセンサー類の信号を集め、信号を受信したら音響や各種連動システムに信号を送り防災システムを展開していきます。 連動するシステムは […]

防火ダンパーが動かない!!レリーズ劣化とのダンパー不作動について

防火区画を形成するための設備である防火設備の一つに防火ダンパーがあります。防火ダンパーは、防火区画を貫通する空調ダクト内に設置されています。壁や天井が防火区画になっているのに、空調ダクトから火や煙が出ていってしまっては区画をしている意味がなくなってしまいます。  防火ダンパーは、ダンパー本体と、そのダンパーを動かすためのレリーズ部に分かれています。ダンパー本体はダクトを塞ぐような形で羽が展開する仕 […]

自動試験機能付の自動火災報知設備・設置工事をしてきました

自動試験機能付きの自動火災報知設備を選択されるお客様が増えてきました。自動試験機能付【PA】は火災受信機と感知器間を電送信号により、遠隔試験が可能となるハイテクな設備です。 自動試験機能のないノーマル式とくらべると若干、費用が高くなります。高い分だけのメリットを上げるとすれば、煙や熱を直接加える試験を省略できるといったところでしょうか。 火災感知器の数が多い物件であればあるほど作業時間短縮になり、 […]

火災報知設備・消火栓の表示灯が点灯しない【ランプ不良の原因について】

自動火災報知設備や非常警報の押しボタン、消火栓のすぐそばには、表示灯というランプを設置する必要があります。表示灯は赤色で15°以上となる方向に沿って10m離れた場所から点灯していることが確認できることとされています。 表示灯は非常時に赤い灯りを頼りに設備の場所を特定するという大切な役割があるのですが、時には球切れなどで点灯しなくなってしまうというトラブルも起こったりします。 先日仲間内の若手設備士 […]

光電式2種と3種が一体化した火災感知器について【2信号式煙感知器】

自動火災報知設備についての業務を行っていると時たま珍しい機器に出会うことがあります。火災感知器は熱式、煙式、炎式があります。この3つの種類から更にいくつもの種類に枝分かれしており非常に多数の方式の火災感知器が存在しています。 今回は煙式の光電式スポット型感知器【こうでんしスポットがた】の2種と3種が一体化した『2種3種』について書いていきたいと思います。ワタクシ管理人もこの業界はベテランと言っても […]

  • 2020.11.21

自動火災報知設備と非常警報設備の関係【設備の違いについて説明します】

自動火災報知設備と非常警報の関係 自動火災報知設備と非常警報の違い、補完関係についてのご質問をいただくことがあります。消防設備には大きく分けて『警報設備』『消火設備』『避難設備』があります。自動火災報知設備と非常警報設備は警報設備にカテゴライズされています。警報設備はベルやサイレンにて火災を周知させることを目的に作られている機器であります。 自動火災報知設備と非常警報は非常に似ている設備ですが役割 […]

非常警報設備を交換してみた!警報装置とリニューアル用のアダプタについて

消防設備は確実に作動させる必要があります。そのため一定の期間を経過した自動火災報知設備、非常警報、その他設備についてはリニューアルをお勧めしております。 リニューアルについては、おおよその期間を定められておりますが、性能的に問題はなく、まだまだ使えそうな場合は様子を見ながら交換していくことになります。型式失行以外の交換は法令で期間を定められているというわけではありません。 新旧の大きさの違い 技術 […]

  • 2020.11.11

A工事・B工事・C工事の作業区分について【発注者と支払人の関係】

内装工事や改修工事を実施するとき、『A工事で行います』『ここは重要な部分なのでB工事でやります』、または『ここの範囲はC工事でお願いします』などなど、ABCの言葉が飛び交います。 ABC各種工事はどの権限で、どこの業者が行うかをアルファベットで表しています。A工事はビルオーナーが費用負担及び、オーナー側業者で施工、B工事はテナント側の費用負担でオーナー側業者の施工、C工事はテナント負担でテナント側 […]

  • 2020.11.10

天井裏に火災感知器が必要な場合とは【建物の構造と天井内部寸法の関係】

天井裏は火災感知器が必要な場合と、そうでない場合があります。必用になる場合は建物の構造が耐火構造でなく、天井裏の高さが500mm以上あるときです。 天井裏に火災感知器が必要になった場合は簡単に点検ができるよう『点検口』を設け、点検口を開けると火災感知器が確認できるように設置します。火災感知器には警戒できる感知面積が設けられています。例えば熱感知器(差動式)の場合は天井高さ4m未満で70㎡まで警戒で […]

  • 2020.11.10

火災受信機を停止しないで工事したらどうなるか?【いくつか想定できることを書いてみた】

管理室に各種消防設備の制御盤が設置されていることがあります。もしワタクシたちが現場に伺い、各種消防設備の機能を停止できないことになったら、残念ですが撤収し出直すことになります。せっかく来たので少しでも作業を、、という気持ちはありますが、後々のことを想定するとどうしても作業することはできません。 消防設備は火災報知設備、屋内消火栓、スプリンクラー、防火設備など様々な種類があります。ほとんどの消防設備 […]

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