工事・改修

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火災報知設備・消火栓の表示灯が点灯しない【ランプ不良の原因について】

自動火災報知設備や非常警報の押しボタン、消火栓のすぐそばには、表示灯というランプを設置する必要があります。表示灯は赤色で15°以上となる方向に沿って10m離れた場所から点灯していることが確認できることとされています。 表示灯は非常時に赤い灯りを頼りに設備の場所を特定するという大切な役割があるのですが、時には球切れなどで点灯しなくなってしまうというトラブルも起こったりします。 先日仲間内の若手設備士 […]

光電式2種と3種が一体化した火災感知器について【2信号式煙感知器】

自動火災報知設備についての業務を行っていると時たま珍しい機器に出会うことがあります。火災感知器は熱式、煙式、炎式があります。この3つの種類から更にいくつもの種類に枝分かれしており非常に多数の方式の火災感知器が存在しています。 今回は煙式の光電式スポット型感知器【こうでんしスポットがた】の2種と3種が一体化した『2種3種』について書いていきたいと思います。ワタクシ管理人もこの業界はベテランと言っても […]

  • 2020.11.21

自動火災報知設備と非常警報設備の関係【設備の違いについて説明します】

自動火災報知設備と非常警報の関係 自動火災報知設備と非常警報の違い、補完関係についてのご質問をいただくことがあります。消防設備には大きく分けて『警報設備』『消火設備』『避難設備』があります。自動火災報知設備と非常警報設備は警報設備にカテゴライズされています。警報設備はベルやサイレンにて火災を周知させることを目的に作られている機器であります。 自動火災報知設備と非常警報は非常に似ている設備ですが役割 […]

非常警報設備を交換してみた!警報装置とリニューアル用のアダプタについて

消防設備は確実に作動させる必要があります。そのため一定の期間を経過した自動火災報知設備、非常警報、その他設備についてはリニューアルをお勧めしております。 リニューアルについては、おおよその期間を定められておりますが、性能的に問題はなく、まだまだ使えそうな場合は様子を見ながら交換していくことになります。型式失行以外の交換は法令で期間を定められているというわけではありません。 技術か進歩すると同時に小 […]

  • 2020.11.11

A工事・B工事・C工事の作業区分について【発注者と支払人の関係】

内装工事や改修工事を実施するとき、『A工事で行います』『ここは重要な部分なのでB工事でやります』、または『ここの範囲はC工事でお願いします』などなど、ABCの言葉が飛び交います。 ABC各種工事はどの権限で、どこの業者が行うかをアルファベットで表しています。A工事はビルオーナーが費用負担及び、オーナー側業者で施工、B工事はテナント側の費用負担でオーナー側業者の施工、C工事はテナント負担でテナント側 […]

  • 2020.11.10

天井裏に火災感知器が必要な場合とは【建物の構造と天井内部寸法の関係】

天井裏は火災感知器が必要な場合と、そうでない場合があります。必用になる場合は建物の構造が耐火構造でなく、天井裏の高さが500mm以上あるときです。 天井裏に火災感知器が必要になった場合は簡単に点検ができるよう『点検口』を設け、点検口を開けると火災感知器が確認できるように設置します。火災感知器には警戒できる感知面積が設けられています。例えば熱感知器(差動式)の場合は天井高さ4m未満で70㎡まで警戒で […]

  • 2020.11.10

火災受信機を停止しないで工事したらどうなるか?【いくつか想定できることを書いてみた】

管理室に各種消防設備の制御盤が設置されていることがあります。もしワタクシたちが現場に伺い、各種消防設備の機能を停止できないことになったら、残念ですが撤収し出直すことになります。せっかく来たので少しでも作業を、、という気持ちはありますが、後々のことを想定するとどうしても作業することはできません。 消防設備は火災報知設備、屋内消火栓、スプリンクラー、防火設備など様々な種類があります。ほとんどの消防設備 […]

  • 2020.10.26

自動火災報知設備・誤作動防止の蓄積機能について

自動火災報知設備には誤作動を防止するために蓄積機能というものがあります。この蓄積機能は火災感知器が熱や煙を感知してから、ベルを鳴らすまでに設定されたいわゆる貯めのことです。火災感知器から火災信号受信後、誤作動の可能性があるので、とりあえず一定期間保留にしておいて、信号が出たままの場合にベルやサイレンを鳴らそうという機能であります。 現行製品の場合、蓄積機能は火災受信機に設定されています。火災感知器 […]

  • 2020.10.19

消防設備士の独占業務と、無資格者でも行える整備について

消防設備業務は国家資格を取得した資格者が業務を行います。消防設備は設備ごとに項目が分けられており、7種類の類別があります。更に甲種、乙種の2種類があります。甲乙全て合わせると合計で13種類の資格になります。 甲種は工事・整備を行うことが可能で、乙種は整備を行うことができます。乙種のみでは工事はできません。工事をする場合は甲種消防設備の免状の交付を受ける必要があります。 消防設備の整備は乙種消防設備 […]

  • 2020.09.04

連動制御盤が制御する防火・排煙設備について

煙感知器の作動や、自ら手動起動操作を行い『防火設備・排煙設備』を遠隔で起動させることができます。これらの遠隔操作は『連動制御盤』という制御装置で行います。 連動制御盤は自動火災報知設備の火災受信機と一体化した『複合盤』や単体の『連動制御盤』または、1回線用の『連動制御器』があります。防火・排煙設備である『防排煙』の遠隔起動の対象はざっくり大まかに以下の設備になります。 防火扉 防火シャッター 防火 […]

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