消防計画の作成代行を承ります【防火管理の分からないを解決】

消防計画の作成代行を承ります【防火管理の分からないを解決】

行政書士事務所を開業に伴い早速、消防計画の作成代行と統括防火管理者関連の相談をいただきました。久々に東京消防庁のサイトを確認しましたが、全体の消防計画や統括防火管理者関連の構成内容が結構変わっておりました。

消防に関連する業務を毎日行って、消防管と日頃から手続きや打ち合わせをしている身分であれば時間を要せず理解できる内容かと思いますが、これから自力で防火管理者の選任や消防計画の作成を行おうとする方々は多少混乱してしまうのではないかという印象でした。

そこで、消防計画や防火管理選任関係の手続き周辺関連がよく分からないという方々のために、これらの事務をお手伝いさせていただきます。制度の仕組みから計画書の作成、申請代行その他、今後の運用などにつきましても何かお力になれれば嬉しく思います。

消防計画届出後に行うこと

そもそも消防計画とはどのようなものか?言葉のイメージから、消防に関することに対する計画ということはなんとなく分かると思いますが、基本的には火災や地震が起こった場合に付いての計画書です。

消防計画は作成して届出をすることで手続き的には完了しますが、その計画に基づいて「自衛消防訓練」「消防設備の維持管理」「新入社員の訓練」「火の始末、建物維持管理」などを行います。これらをしっかり維持管理しなければ後の「防火対象物点検」や「消防署による立入検査」で指摘され是正をしなければならなくなります。

消防計画届出後に行う主な業務【これらの記録を保管する】
防火管理者が変更 変更の届出
消防計画の内容が変更した 変更の届出
火災予防上の自主検査 定期的なものや毎日行う
消防設備・防火対象物点検の維持 外観的なチェックや法定点検を業者に依頼する※
消火、避難、通報訓練の実施 年2回以上行う
↑の届出 原則訓練前に届出を行う

消防関連を維持管理する専任スタッフさんであれば楽々こなせるのかと思いますが、日頃から業務で忙しい上に消防関連まで兼任するとなるとかなり大変であることが想像できます。これらの業務についてもサポートいたします。

消防計画に関連する手続き

消防計画に関連する届出に「防火管理者の選任届」があります。こちらの届出は、防火管理者の名前で届出を行うため、消防計画を届出る前に行います。その他関連する届出に「統括防火管理者」「全体の消防計画」があります。

統括防火管理の図

ビルを1棟まるごと管理する場合は1つの権原で防火管理を行うので「防火管理者の選任届」と「消防計画」を届出すれば足ります。

一方、複数の管理権原で防火管理を行う場合は各管理権原者(テナント)側で「防火管理者の選任届」「消防計画」を届出し、その管理権原をとりまとめるために「統括防火管理者」を立てて選任し「全体の消防計画」を作成届出します。

その他、いくつも管理権原が入居するようなビルは共用部が存在します。こちらの部分に対しても「防火管理者の選任届」と「消防計画」が必要になります。

この辺が結構ややこしいところです。防火管理者と統括防火管理者の違いは別の記事で記載しているのでよろしければご参照願います。

消防計画の作成を代行します

消防特化型行政書士事務所

防火管理関連の届出に関してご不明な点がございましたら弊社でお手伝いいたします。お問い合わせのほどよろしくお願いいたします。

参考:消防法

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