火災受信機・非常放送設備を移設・交換してみた!!【自動火災報知設備】
今回は火災受信機(自動火災報知設備)のリニューアルについて書いていきます。火災受信機は、建物の火災(煙・熱)を感知し周囲に警報を発するシステムです。 このシステムを制御している機器が『火災受信機(かさいじゅしんき)』です。火災受信機はシステムの心臓部でビル各所に設置しているセンサー類の信号を集め、信号を受信したら音響や各種連動システムに信号を送り防災システムを展開していきます。 連動するシステムは […]
今回は火災受信機(自動火災報知設備)のリニューアルについて書いていきます。火災受信機は、建物の火災(煙・熱)を感知し周囲に警報を発するシステムです。 このシステムを制御している機器が『火災受信機(かさいじゅしんき)』です。火災受信機はシステムの心臓部でビル各所に設置しているセンサー類の信号を集め、信号を受信したら音響や各種連動システムに信号を送り防災システムを展開していきます。 連動するシステムは […]
避難器具は多種多様なモノが存在しています。その中でも都市部の雑居ビルで非常に設置台数がおおい『緩降機・かんこうき』があります。 避難器具は設置する階により使用できる種類について制限がかけられています。例を上げてみると、避難ロープの場合は2階まで、吊り下げ式の避難はしごは3階まで使用することができます。 4階以上はどうなるのか??という問の答えがこの『緩降機』になります。緩降機にもいくつかの種類があ […]
屋内消火栓は大きく分けて『1号消火栓』『2号消火栓』の2タイプが存在しています。ものすごく簡単に言えば放水量が異なり、1号は2号よりも放水量が大きく性能が高いといえます。 1号、2号の2種類の他に『易操作1号消火栓』『広範囲型2号消火栓』がラインナップに加わりました。さらに、水源工事やポンプなどの設置が不要な『パッケージ型消火設備』も追加されています。 今回は簡単にそれぞれの違いについて書いていき […]
屋内消火栓を設置するかどうかは、建物の構造と面積の組み合わせで決めていきます。まず、建物の構造を3種類に分け、種類ごとに設定されている面積以上かどうかで必要か不要かを判定していきます。 地下や無窓階、4階以上の階はその他の階と異なり、消火活動がより困難になります。このような場合ではさらに面積基準が一般階よりも厳しめに設定されています。では簡単に書いていきます。 屋内消火栓を設置する 建物の構造を確 […]
屋内消火栓の代替設備としてパッケージ型消火設備を使用することがあります。パッケージ型を設置することができれば、本来屋内消火栓に必要な水源、ポンプユニット、配管類、消火栓BOX、ホース、ノズルなどの必要な部品が1つのBOXに組み込まれているため、大幅に費用を抑えることができます。 ただ、この消火設備はどこでも設置できるというものではなく、設置及び維持に関する技術上の要件に適合してなければ使用できませ […]
消防設備の中で最もメジャーな設備に消火栓があります。消火栓を起動させると消火ポンプが起動し加圧された消火用水を勢いよく放出することができます。 消火栓にはバルブが設置されており、通常2人~3人で操作するように設計されていいましたが、技術の進化により1人でも簡単に使用できる易操作性消火栓が開発されました。また、1998年より使用されています。 現在では広く使用されており目にする機会が非常に多くなって […]
防火区画を形成するための設備である防火設備の一つに防火ダンパーがあります。防火ダンパーは、防火区画を貫通する空調ダクト内に設置されています。壁や天井が防火区画になっているのに、空調ダクトから火や煙が出ていってしまっては区画をしている意味がなくなってしまいます。 防火ダンパーは、ダンパー本体と、そのダンパーを動かすためのレリーズ部に分かれています。ダンパー本体はダクトを塞ぐような形で羽が展開する仕 […]
ついに消防設備に関する届出書類に、届出者の押印が不要になりました。今までは関連する作業後にお客様より押印を頂いていました。今後はこの判子を押すという工程がなくなります。2020年12月25日から不要となったということもあり、我々にとって非常にありがたいクリスマスプレゼントとなりました。 書類は各消防関連申請に関する書類で、例えば『着工届』『設置届』『使用開始届』『工事計画届』『設備点検報告』『防火 […]
弊社は自火報や放送などの電気系消防設備の工事が多いですがスプリンクラーや消火栓などの水系消火設備工事も同時並行で行っています。少し広めの物件ではスプリンクラーや消火栓もついてくるのでいっそのことやってしまえ!という具合で始めたのがきっかけです。 スプリンクラーの工事は「消防設備士甲種1類」という資格が必要になります。この業界に入ったときは自火報の4類と消火器の6類があればいいかと思いつつも、当時は […]
防火対象物点検を実施する歳、事前にお客様に準備していただきたい書類があります。防火対象物点検はビルオーナーが実施する場合とテナント側が実施する場合の2パターンあります。大規模物件や危険物を扱うような特殊の物件は、指定業者や常時管理している会社が各々の資料について把握していると思われますのでそのようなケースを除いた小規模・中規模物件についてご紹介さていただきたいと思います。 防火対象物点検をするため […]