自動火災報知設備の発信機(押しボタン)を押したらどうなるか??については『きっとベルがなって大騒ぎになる』くらいは皆さんご存知かとおもいます。ボタンを押した経験があるという方もない方も、今回は実際にどのような形で自動火災報知設備・非常放送設備が作動するかをご紹介したいと思います。 まず、ボタンを押したら『ベル』または『サイレン』がなります。ベルかサイレンかにつきましては、建物の仕様によって異なりま […]
自動火災報知設備を初めとする消防設備は365日、年中無休で稼働し続けています。常に施設を監視し、生命を火災、災害から守ってくれています。そんなタフな機器でも、使用し続けることにより経年劣化し、適切に作動しなくなってしまい。定期的なメンテナンスや、リニューアルが必要になります。 消防設備のリニューアル時期は、法令により決まっているわけではなく、おおよその期間を目安として実施されています。自動火災報知 […]
火災感知器誤作動原因の1つとして、水が挙げられます。水が原因で発報してしまうような場合は、例えば配管から水が漏れて火災感知器にかかってしまった。豪雨によりクラックから水が回り込み機器類が濡れてしまったなどなど。今回は実際の火災感知器を使用して、直接水をかけ、どの部分が水に濡れると発報してしまうのかについてレポートしてみたいと思います。 水と感知器 感知器は大きく分けて熱・煙・炎の3種類があります。 […]
熱感知器に直接何かをぶつけると、火災発報することがあります。軽くぶつけたり何かが当たった程度で作動することはありませんが、『変形させた』『凹ませてしまった』場合にはほぼ発報することになるでしょう。※今回の記事に添付している画像タイプの熱感知器に限ります。サーミスタタイプの熱感知器は含みません。 外部打撃で発報する熱感知器 今回は弊社の実験用防災システムを使用して、実際に熱感知器に打撃を加えてどの程 […]
自動火災報知設備の誤作動が発生しました。初期段階では原因が不明なので、現場を見て怪しい箇所を1つずつ洗い出していきます。特定方法の概要は別の記事に記載していますためここでは省略いたします。 今回は差動式スポット型感知器が原因である場合の内容になっています。この火災感知器は雨が多い梅雨や台風の季節または、寒い冬で暖房器具により室温を一気に暖めるような条件で誤作動を起こすことが大変多いです。余談ではあ […]
甲種4類・系統図問題 消防設備士甲種4試験でほぼ出るといいきれる系統図問題であります。この系統図は自動火災報知設備を施工する上で守らなければならない配線のルールについて出題されます。避けては通れない系統図問題、ここは丸暗記し、完全に理解する必要があります。このページではできるだけわかりやすく説明したいと思います。 使用する電線の種類と本数 電線の種類は使用する目的によって違ってきます。例えばベル線 […]
新規の店舗改装工事による消防設備工事、その他配線工事では、躯体をむき出しに仕上げる施工法を除き、配線工事関係は天井内または壁内部に埋め込んで見えないように設置されます。配線は景観を邪魔しますので埋め込んで設置することがベストであります。 一方、既存の建物や内装完成後に配線をする場合、露出配線でなければ完成することができない場合があります。区画壁や梁がせり出しているような場合や鉄骨や木が配線ルートを […]
消防設備士乙種6類試験では筆記試験30問以外に、実技試験として鑑別問題が5問出題されます。本屋さんに行けば、中身の濃い参考書がたくさん出版されています。ワタクシどもは消防設備業者という立場ではありますが、受験者の方々に少しでも参考になればと思い、実際の試験に出題された問題に限りなく近い例題をご案内させていただきます。皆様のお役に立てれば幸いです。 消防設備士乙種6鑑別問題 問題1 ① 画像緑で囲っ […]
今回は、泡消火器の内筒・二酸化炭素消火器の充填比率・本体の塗料・ラベル表示について書いていきます。消火器は25%以上を赤にしなければいけなかったり、消火器ラベルに記載することなど。事細かい基準がありますので順に書いていきます。 ※このブログでは法令や規格などすべてを書いているわけではなく、試験に出そうな重要なところのみを独断と偏見で書いております。 乙6の学習リスト ①消火器が必要になる用途と面積 […]
前回は消火器の規格『安全栓・使用済み表示』『携帯運搬装置・安全弁・加圧用ガス容器』について見てきました。今回は『圧力調整器・指示圧力計・手動ポンプ・その他の内部部品』の規格にについて書いていきます。 乙6の学習リスト ①消火器が必要になる用途と面積②地下・無窓階・3階以上の基準③消火器を何本設置するか?『単位面積』④消火器を何本設置するか?『消火器の能力単位』⑤消火器の付加設置が必要な場所について […]