工事・改修

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  • 2024.11.11

消防設備を設置した後の届出と消防検査を受ける義務についての法的根拠【検査は282号通知を基に実施】

どのような根拠で届出と消防検査が必要になるか? 消防設備を設置したときは、総務省令で定めることにより消防庁または消防署長に届出て検査を受けなければならないという決まりになっています。この決まりは「消防法第17条の3の2」に記載されており、守らなければならない義務となっています。消防法は国会で定められたものであり、法の内容を改正することが容易ではないため、細かい事項についての決まりは「総務省令」で定 […]

  • 2024.09.07

回路導通試験とはどのようなものか!?【自動火災報知設備検査要領】

自動火災報知設備の検査要領に「回路導通試験」という項目があります。これは自火報工事が完了した後の消防検査で、管轄消防署が現場にやってきてチェックする項目の1つです。 この試験については国家資格である「消防設備士4類」に出題される項目でもあります。参考書を見ても今ひとつ理解でないという方に少しでもわかりやすく説明していきたいと思います。 回路導通機能は感知器回路の断線を確認できる機能 感知器のL線- […]

  • 2024.09.06

火災感知器が未設置だったので取り付けてきた!!【消防設備点検にて発覚】

今回の依頼は「火災感知器の未警戒工事」です。未警戒とは、何らかの理由により自動火災報知の感知部分である火災感知器が取り付けられていないことをいいます。 火災感知器の設置基準は明確に定められており、その基準に準じて設置されていなければ不良判定となり適正な方法で再度取り付ける必要がありまあす。 このような火災感知器の取り付けに関する不良が発覚するのは「消防設備の法定点検」があるからです。消防設備の法定 […]

火災受信機の断線エラーで終端抵抗を入れても改善されないときは抵抗値をチェック

自動火災報知設備断線エラーはまず終端抵抗をチェック 自動火災報知設備の火災受信機のエラーで断線があります。断線は火災感知器回路のどこかが切れてしまっているときに起こります。断線は感知器回路の終端に抵抗や、終端器を設置する方法や、火災感知器内部のロムに情報を埋め込む方法があります。今回は前者の終端抵抗についての内容で書いていきます。 火災感知器回路の説明 火災感知器の回路は、火災受信機から総合盤を経 […]

  • 2023.04.19

コンクリート貫通前に内部の鉄筋(埋設物)を探査します【区画貫通工事で鉄筋をかわす】

区画を貫通する前に壁の中をスキャンします 弊社は比較的既存建物の改修工事割合が比較的多く、よく鉄筋コンクリート造(RC造)の建物について施工させてい頂いております。RC造の建屋はコンクリートで区画されているため、線を通すスリーブがない場合はハンマードリルでコンクリートを貫通させる必要があります。 コンクリートの内部は鉄筋が縦横に走っており、貫通工事を行っても途中で鉄筋にぶつかってしまった場合は、も […]

  • 2022.04.27

たまに来る、テナント改装で仕上がってからの設置工事依頼について

日頃から様々な消防設備の工事をさせていただいております。工事にもいろいろなジャンルがあって「テナント改装工事」「設備点検改修」「新築工事」「既存建物新規設置」といった具合で多少勝手が異なります。 ときたまテナント改装工事でほぼ仕上がってから依頼を請けることがあります。理由は「頼み忘れていた」といったことがほとんどで、消防設備工事は見積もりに別途とされることが多々あるためこのようなことが起こるのかな […]

  • 2022.04.05

ベルから放送への鳴動切り替え工事!!地区音響を非常放送設備による音声放送に切り替えてみた!

火災感知器が作動したとき、「ベル」又は「非常放送」が鳴動します。2つの鳴動方式の違いは、「自動火災報知設備の火災受信機」で鳴らすか、「非常放送設備アンプ」で鳴らすかです。 非常放送は、比較的大規模物件に設置されています。例えば、建物の収容人員が一定数を超える場合は非常放送設備が設置義務になるため、放送設備の音声警報で火災を周知させることが一般的です。 非常放送が装備されている物件でもときたまベル鳴 […]

  • 2022.04.01

既存の建屋に自動火災報知設備を取り付けてみた!【P型2級・倉庫・新規設置編】

法改正による自動火災報知設備・既存建屋の新規設置工事があらかた行き届き一服したと思いきや、忘れた頃に依頼をいただくことがあります。消防署のデータから物件が漏れていたり、いままで使用していない建物を再稼働させるなど様々な理由でこのようなことが起こります。 ありがたく弊社に依頼が来ました。今回の用途は倉庫です。倉庫は消防法施行令別表1の14項に該当し、自動火災報知設備の設置基準を見ると「500㎡以上」 […]

差動式分布型感知器【空気管式】を交換してみた!

倉庫を運営するお客様より「ここのところ頻繁に火災発報するのですがなぜでしょうか?」という相談をいただきました。この倉庫は弊社で管理させていただいている物件で差動式分布型感知器(空気感式)を使用しています。 感知器は大きく「スポット型」と「分布型」に分けることができます。スポット型は皆さんおなじみ?の、丸い形の感知器で、分布型は空気管という空洞の銅パイプを天井に張り巡らせ、だだっ広い倉庫、体育館など […]

屋内消火栓を移設してみた!【撤去から届出まで】

とある事情により既存の消火栓ボックスを移設することになりました。ボックス内部には消火栓ポンプから伸びてきている配管と配管に接続されたホースが格納されています。 また、消火栓ボックスにはポンプを起動させるための発信機が内蔵されているため、ボックスを撤去する場合には配管類と自動火災報知設備の同時施工が必要となります。 今回は簡単にですがその模様を記事にしてみたいと思います。 消火栓を移設してみた まず […]

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