- 2020.03.24
緩降機の引き抜き強度試験(トルクレンチ)
2代目トルクレンチ 避難器具を点検する際に使用する機器に『トルクレンチ』があります。このトルクレンチは消防設備業者はもちろんのこと各主工業製品を作っている会社でよく使用されています。ナットやネジを適正な締め付けるための使用するもので、締め過ぎたり締めなさすぎたりを防止するために使います。 消防設備では避難器具のアンカーで固定しますがその時の締め付けトルク値が決められていて基準値通りの値でないとダメ […]
2代目トルクレンチ 避難器具を点検する際に使用する機器に『トルクレンチ』があります。このトルクレンチは消防設備業者はもちろんのこと各主工業製品を作っている会社でよく使用されています。ナットやネジを適正な締め付けるための使用するもので、締め過ぎたり締めなさすぎたりを防止するために使います。 消防設備では避難器具のアンカーで固定しますがその時の締め付けトルク値が決められていて基準値通りの値でないとダメ […]
Q、補助散水栓とはなにか?? A、補助する散水栓です。 Q2、何を補助しますか? A2、スプリンクラーによる消火活動を補助するためのです。 スプリンクラー設備では【火災の発生の少ない場所】【二次的な被害を出す恐れのある場所】【消火の効果が北出にない場所】などのスプリンクラーヘッドを免除されている部分がありますが、ヘッドを設けていない場所は補助散水栓で警戒する必要があります。 また、スプリンクラーを […]
ダンパーが閉鎖している状態【防火区画形成後】 防火ダンパーは空調ダクトが防火区画をまたぐ場合に、火の延焼を防止させるための措置として強制的に開口部を閉鎖させる装置のことを言います。 空調設備が防火区画を貫通し、貫通部にダンパーがない場合は当然に火煙がダクトを通って区画外に出ていてしまいます。そうなるとその他の場所で二次災害が発生し避難に影響がでることが想定されます。これらの対策として防火区画貫通部 […]
自動火災報知設備は自動的に火災を感知するためのシステムであり、自動的にいち早く火災を感知し周囲に火災ですよ!と周知させる目的があります。この場合は火災受信機というシステムを制御している受信機から他の設備へ 火災発生→受信機が作動→移報端子から各設備へ信号が送られる 移報用接点とは 移報用接点とは火災受信機から他の設備へ向けて火災が発生しましたといよ!という情報を発信するための接点のことで、外部の設 […]
消防設備点検とはまた別の点検である『防火対象物点検』があります。この点検は平成13年9月に発生した歌舞伎町ビル火災被害をもとに今後このような参事が起こらないようにと平成14年に新設された点検になります。これまでは消防査察により実施されていましたが消防官のみでは件数が多すぎて見きれず民間に降りてきた業務でもあります。 防火対象物点検【通称 防点】 防火管理者の選任が必要になります 第八条の二の二 […]
消防隊進入口のマーク Q. 消防隊の進入口前にものを置くまたは塞ぐのはまずいですよね??A. はい、まずいですね、、、 まれにこのようなご質問をいただくことがあります。消火活動をするため消防隊は建物内部に侵入する必要があります。そのために進入口または代替進入口部を設けることになっているのですが侵入を妨げるものがあっていは消火活動の妨げになってしまいます。なのでタイトルのつけ方がおかしいのですが障害 […]
消防設備点検で一番注意しなければならないことは点検後の復旧作業です。火災を防ぐという目的で存在しているはずの消防設業者が操作ミスで復旧し忘れて帰ってしまっては本末転倒であります。弊社では当たり前の作業ほどチェックをするということを徹底しています。 今回は弊社の一例を紹介したいともいます。 当たり前のことを慎重に 日々行っている作業は意識しなくてもできるようになります。そうなると無意識の判断になりミ […]
私たちは毎日違う物件に行ってお客様のビルを拝見いたします。エイジングがかかったレトロな物件から最新の設備を搭載したハイテクビルまで毎日毎日エキサイティングな日々を??とはすこし言いすぎですが毎日飽きない日々を過ごしています。そんな日常で現役で活躍する年期の入った火災受信機を見かけることがあるので今回は少し書いてみたいと思います。 消防設備には型式失効という使用期限があるが使い続けられる場合 まず、 […]
お客様よりスプリンクラーが作動・起動する原理がわかりません??という質問をいただきました。スプリンクラーはポンプから配管を伝って消火水を建物の隅々まで送り込み先端にはスプリンクラーヘッド (放水するためのヘッド) が取り付けられている設備です。 ビルのオーナーさんであったり管理会社さんの設備担当者以外は仕組みまでわかっている方はそう多くないかなと思います。今回はスプリンクラーの構造と仕組みを簡単に […]
スプリンクラーの目視点検でゲージによる圧力は正常だったけど、実際に設備を作動させる点検・増設や改修工事などを行ったら原因不明の圧力漏れが発生してしまい、ポンプが回ってしまう・・・ということががあります。 スプリンクラー設備は配管のあらゆる場所に逆止弁・仕切弁が設置されています。水が滴って目視で確認できればいいのですが、実際は見てわからない圧力漏れが多く、とても厄介で悩みの種であります。今回は圧力漏 […]