保守点検

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  • 2022.05.04

消防点検の費用・目安/サービス内容で変わる料金と安くなる場合について

お手持ちの不動産で消防設備点検や防火対象物点検を定期的に実施されている方、または今後実施するという方などがいらっしゃると思います。 「今の業者がよくやってくれて満足している」であればよいのですが、その逆をおっしゃるオーナーさんにお会いすることがあります。 定期点検業務を依頼している業者さんがいて、緊急対応や改修になるとなかなか来てもらえないとの理由で当サイトを見て連絡をいただくことがあります。 サ […]

防火対象物点検をする際に事前に用意していただく書類・資料について

防火対象物点検を実施する歳、事前にお客様に準備していただきたい書類があります。防火対象物点検はビルオーナーが実施する場合とテナント側が実施する場合の2パターンあります。大規模物件や危険物を扱うような特殊の物件は、指定業者や常時管理している会社が各々の資料について把握していると思われますのでそのようなケースを除いた小規模・中規模物件についてご紹介さていただきたいと思います。 防火対象物点検をするため […]

火災報知設備・消火栓の表示灯が点灯しない【ランプ不良の原因について】

自動火災報知設備や非常警報の押しボタン、消火栓のすぐそばには、表示灯というランプを設置する必要があります。表示灯は赤色で15°以上となる方向に沿って10m離れた場所から点灯していることが確認できることとされています。 表示灯は非常時に赤い灯りを頼りに設備の場所を特定するという大切な役割があるのですが、時には球切れなどで点灯しなくなってしまうというトラブルも起こったりします。 先日仲間内の若手設備士 […]

消火栓ホース交換 or 耐圧試験どちらが得か??【管理人は交換をお勧めします】

消火栓用のホースは製造年より10年を経過したものについて耐圧試験をする必要があります。消火栓ホースと言っても保型ホースは除かれます。保型ホースというのは円筒上に保型されているホースで、易操作性消火栓・補助散水栓に使用されているものです。 耐圧試験はホース専用の耐圧試験機を使用してホースの両端部の金属カシメ部分、金具継ぎ目から漏れが無いことを確認します。漏れが無ければ更に3年後に再度耐圧試験を行いま […]

  • 2020.11.10

火災受信機を停止しないで工事したらどうなるか?【いくつか想定できることを書いてみた】

管理室に各種消防設備の制御盤が設置されていることがあります。もしワタクシたちが現場に伺い、各種消防設備の機能を停止できないことになったら、残念ですが撤収し出直すことになります。せっかく来たので少しでも作業を、、という気持ちはありますが、後々のことを想定するとどうしても作業することはできません。 消防設備は火災報知設備、屋内消火栓、スプリンクラー、防火設備など様々な種類があります。ほとんどの消防設備 […]

  • 2020.10.26

自動火災報知設備・誤作動防止の蓄積機能について

自動火災報知設備には誤作動を防止するために蓄積機能というものがあります。この蓄積機能は火災感知器が熱や煙を感知してから、ベルを鳴らすまでに設定されたいわゆる貯めのことです。火災感知器から火災信号受信後、誤作動の可能性があるので、とりあえず一定期間保留にしておいて、信号が出たままの場合にベルやサイレンを鳴らそうという機能であります。 現行製品の場合、蓄積機能は火災受信機に設定されています。火災感知器 […]

  • 2020.10.19

消防設備士の独占業務と、無資格者でも行える整備について

消防設備業務は国家資格を取得した資格者が業務を行います。消防設備は設備ごとに項目が分けられており、7種類の類別があります。更に甲種、乙種の2種類があります。甲乙全て合わせると合計で13種類の資格になります。 甲種は工事・整備を行うことが可能で、乙種は整備を行うことができます。乙種のみでは工事はできません。工事をする場合は甲種消防設備の免状の交付を受ける必要があります。 消防設備の整備は乙種消防設備 […]

  • 2020.10.16

防火対象物点検が必要な建物について【用途と収容人数】

消防関連の法定点検は主に2つあります。一つは消防設備点検、もう一つは防火対象物点検です。消防設備点検は施設内の消防設備が確実に作動するかの点検で、防火対象物点検は防火管理体系の維持管理、火災予防における消防設備以外の点検です。 この防火対象物点検は全ての建物が該当するわけではなく、比較的火災の被害が大きくなることが想定される物に点検義務が課せられています。例えば、収容人員が300人を超えるような建 […]

  • 2020.10.10

消火栓ポンプ側の始動器と放水【ポンプ起動・フリッカー】

屋内消火栓設備は建物内部にポンプと消火栓箱間を専用配管で結び、火災が発生した際、直ちに消火活動が行えるようにするための消火設備です。 消火用水は水槽に貯められており、火災の際、消火栓ポンプにて、一気に吸い上げ消火活動を実施する消火栓へ水を送り込みます。 消火栓ポンプの起動は、消火栓始動器にて行われます。火災信号を受信した消火栓始動機が中継し、消火栓ポンプへ起動信号を送ります。この始動装置は、各消火 […]

  • 2020.09.22

消防設備点検員を名乗った犯罪予防策と達成率を下げないために

共同住宅・マンションの消防設備点検、ガス検診員を名乗った強盗事件が2020年、立て続けに発生してしまいました。全国ニュースでこの規模なので、未遂を含めるともっと多いでしょう。 景気が悪くなるとこの手の犯罪が増えてきてしまうのが現実です。犯罪に巻き込まれないよう自ら防衛し、業者の立場では点検達成率を落とさないための工夫がより必要になります。 発生した事件 逮捕容疑は8月30日午後1時半ごろ、東京都新 […]

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