防火管理

  • 2024.09.13

消防法令違反物件と公表制度について解説します【消防設備と防火管理の維持管理はしっかりと】

公表制度とは、消防法令違反が改善されない場合、その建物の違反状況を広く公に周知させる制度です。違反物件を公表することにより建物維持義務者に対して消防法令遵守を心理的に促すことが目的の一つです。 周知方法は各消防本部のホームページ等で簡単に確認でき、是正が確認できた場合はその公表された事実事項を削除する手続きが取られます。 総務省消防庁のサイトに「違反公表制度実施消防本部ホームページリンク集」があり […]

  • 2023.07.26

防火管理者・統括防火管理者の責務と任務遂行のための役割【消防法3条の2・4条の2】

防火管理者の責務とは ある一定規模の建物や入居するテナントには「防火管理者」を選任することになっています。防火管理者は防火に関する重要な役割を持つものとして、様々な責任を担い、どのように任務を遂行するかが消防法3条の2に記されています。 統括防火管理者は複数権原が存在するテナントビルなどで、各々の防火管理権原についてとりまとめます。防火管理者と統括防火管理者の責務については基本的に同じです。 消防 […]

  • 2023.03.22

消防計画の作成代行を承ります【防火管理の分からないを解決】

行政書士事務所を開業に伴い早速、消防計画の作成代行と統括防火管理者関連の相談をいただきました。久々に東京消防庁のサイトを確認しましたが、全体の消防計画や統括防火管理者関連の構成内容が結構変わっておりました。 消防に関連する業務を毎日行って、消防管と日頃から手続きや打ち合わせをしている身分であれば時間を要せず理解できる内容かと思いますが、これから自力で防火管理者の選任や消防計画の作成を行おうとする方 […]

消防計画の種類と小規模用・中規模用・大規模用の違い【東京消防庁管内の場合】作成代行できます

防火管理者の選任をしたら消防計画を作成し消防署に届出なければなりません。この消防計画には5つの種類があり順番に「小規模用」「中規模用」「大規模用」「共同住宅用」「一時使用店舗用」があります。 消防計画は自身の建物がどれくらいの大きさ(面積)、規模に該当するのかを確認した上で作成する必要があります。共同住宅用と一時店舗用は字のごとくそのまま解釈ができるのでここでの記載は省略し、小規模、中規模、大規模 […]

防火管理者と統括防火管理者の違いについて【統括防火管理者は誰がなるのか?】

建物の防火管理をするためには「防火管理者」の資格を取得する必要があります。さらに防火管理者には「統括防火管理者」という制度があります。 この制度は複数の権限に分かれている防火対象物に対して、統括防火管理者を選任して各防火管理者と協議して防火対象物を維持管理していこうというものです。 建物の使い方は多様で、ビル一棟を同じオーナーが使用している場合や、複数のテナントを入居させている場合があります。 ビ […]

防火管理者の仕事について【選任されたけど何をすればよいのか?】消防法第8条

一定規模以上の条件に当てはまる建物の権原者は「防火管理者」を定め、防火上必要な業務を行わせなければなりません。権原者とは権原を有する者で、主にビルオーナーやテナントの権原者を指します。 建物の収用人数が増えるほど、火災を始めとした災害被害が大きくなることが想定されます。その被害を最小にとどめるために、防火管理者を定め建物の防火上の安全性を確保しようといった制度です。 では、防火管理者はどのような業 […]