設置基準・用語

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  • 2023.03.30

ホテル・旅館・民泊に必要な消防設備、防炎物品について解説【自火報は面積に関係なく必要です】

ホテル、旅館、(民泊含む)には建物の面積に応じて各消防設備を設置しなければならず、自動火災報知設備に関しては全ての施設に設置することが義務となっています。 ホテル、旅館は普段から使い慣れているオフィス、自宅と異なり、人を宿泊収容させることが目的の施設のため、より厳しい基準で消防設備の設置、維持管理することが求められています。 また、避難経路などを把握していなく、就寝時に火災が起こった場合は逃げ遅れ […]

  • 2022.04.07

飲食店に消防法令上必要な設備と届出を簡単に説明します【3項イ・3項ロ】

飲食店を新規にオープンさせることになり、内装工事が終わりいよいよ店舗開店!と思いきや、消防設備をつけ忘れていた、、、といった具合で事後設置工事が必要になることがあります。我々タイムラン防災も時たま対応をさせていただくことがあります。 仕事のご依頼はありがたいのですが、施主さんのがっかり具合を横目に施工するのは心が痛いです。また、内装工事後の施工となると難易度が上がり、キレイに仕上げることが多少難し […]

  • 2022.03.03

連結送水管に関する基準【消防法施行令29条】

連結送水管はあらかじめ防火対象物に消火用の配管を設置し、火災時に駆けつけた消防隊がすぐさま消火活動に入れるようにすることを目的として設置される消防設備です。 消防法施行令29条ではどのような場合に連結送水管を設けるかが記載されており、細目については消防法施行規則第31条に記載があります。ここでは施行令の基準について書いていきたいと思います。 連結送水管を設置する基準 設置が必要な防火対象物 まず、 […]

  • 2022.03.02

避難上有効な開口部とはどのようなものか??

消防法関係法令に「避難上有効な開口部」という文言が出てきます。避難上有効な開口部については消防法施行規則第4条ニのニに定義されています。 大雑把に開口部はドアや窓などを指します。開口部から脱出は人がらくらく通れる大きさが必要になるので、支障なく避難できるであろう大きさが決められています。 今回は開口部の定義について記載していきたいと思います。 避難上有効な開口部 開口部の大きさについて 直径1メー […]

旧規格消火器は2021年12月31日までに交換を要します

消防法令に基づいて設置されている旧規格の消火器は2021年12月31日までに交換が必要になります。法令に基づきということなので、法令に基づいていない設置の場合は除かれることになります。 消防法令により設置されているとは、法令に定められている基準により設置されているものを指します。消火器は建物や施設の用途に応じて個別の設置基準が定められています。それに該当する場合は交換が必要になります。 新旧基準の […]

屋内消火栓の種類と性能の違いについて説明します【1号・易操作性1号・2号・広範囲型2号・パッケージ型】

屋内消火栓は大きく分けて『1号消火栓』『2号消火栓』の2タイプが存在しています。ものすごく簡単に言えば放水量が異なり、1号は2号よりも放水量が大きく性能が高いといえます。 1号、2号の2種類の他に『易操作1号消火栓』『広範囲型2号消火栓』がラインナップに加わりました。さらに、水源工事やポンプなどの設置が不要な『パッケージ型消火設備』も追加されています。 今回は簡単にそれぞれの違いについて書いていき […]

屋内消火栓の設置基準・どのような建物に設置が必要か?

屋内消火栓を設置するかどうかは、建物の構造と面積の組み合わせで決めていきます。まず、建物の構造を3種類に分け、種類ごとに設定されている面積以上かどうかで必要か不要かを判定していきます。 地下や無窓階、4階以上の階はその他の階と異なり、消火活動がより困難になります。このような場合ではさらに面積基準が一般階よりも厳しめに設定されています。では簡単に書いていきます。 屋内消火栓を設置する 建物の構造を確 […]

  • 2021.03.09

パッケージ型消火設備を設置しよう!【屋内消火栓の代替として設置する場合】

屋内消火栓の代替設備としてパッケージ型消火設備を使用することがあります。パッケージ型を設置することができれば、本来屋内消火栓に必要な水源、ポンプユニット、配管類、消火栓BOX、ホース、ノズルなどの必要な部品が1つのBOXに組み込まれているため、大幅に費用を抑えることができます。 ただ、この消火設備はどこでも設置できるというものではなく、設置及び維持に関する技術上の要件に適合してなければ使用できませ […]

  • 2020.10.29

地区音響ベル・発信機・設置基準・歩行・水平距離など

自動火災報知設備の地区音響ベルと発信機の設置基準について書いていきたいと思います。発信機は手動式の火災感知器で、人間が人為的に押すことで火災信号を火災受信機に伝達します。信号を受け取った火災受信機から地区音響装置へ電送しベルを鳴動させます。 地区音響ベルは火災感知器が作動したときに火災を在館者に知らせるために鳴動させる装置です。非ベルや地区ベルと言ったりします。これらの装置には明確な設置基準があり […]

  • 2020.10.26

非常ベルの鳴動方式/一斉鳴動と区分鳴動について【直上階鳴動とはどのようなものか】

自動火災報知設備が作動した際、非常ベル(地区音響装置)が鳴動します。鳴動方法については2種類あり『一斉鳴動』と『区分鳴動』があります。消防設備士4類の試験にも出てくるので要チェック項目であります。 一斉鳴動は、防火対象物に設置してある非常ベルが一斉に鳴る方式で、区分鳴動は、初期鳴動のエリア区分を限定し、一定時間が経過すると、全館一斉鳴動に切り替わる方式です。 区分鳴動では、火災信号を受信したエリア […]

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