火災報知設備の受信機・発信機・押しボタンの設置高さについて

火災報知設備の受信機・発信機・押しボタンの設置高さについて

非常警報複合装置

今までワタクシたちが消防設備の工事をおこなうときに、現場監督さん、電気施工業者さん、ビル関係者の方から『火災報知器・押しボタンの高さ基準を教えてください?』と聞かれることがあります。

火災受信機、発信機、非常警報、その他警報関係の操作スイッチは、床面から『0.8m以上~1.5m以下』に設置するという決まりがあります。

ワタクシたちはさまざまな用途の施工を行っており、用途によって高さを使い分けています。例えば小さいお子様が多数いるような用途では、興味本位で押したくなっても高めに設置しておくことにより押すことができなくなります。

また、押しボタンの直近には表示灯というランプが設置されています。施工する用途が飲食店、美容室、店舗関係なら、歩き目線、座り目線などを考慮し、できるだけ心地よい空間になるように目線から外れる高さを設計の先生と相談して決めています。

また、過去に床と天井の高さスペースが確保しにくいという物件に総合盤を設置した例がありました。このような場合は発信機(押しボタン)と表示等を総合盤内で入れ替えて設置することで楽な体勢で押すことができます。
※表現が難しいので個別セクションに画像を差し込みます。

受信機の設置高さについて

操作スイッチ
右上赤いボタンの操作スイッチ(音響停止スイッチ)

火災受信機はさまざまな信号を制御するための装置で、各種試験や、機能を停止されるためのスイッチ類がいくつも設置されています。受信機の高さ制限については、操作スイッチが基準となります。

操作スイッチは音響関係を停止するためのもので、火災感知器が作動した歳に非常ベルや、受信機本体の警報音を停止させるために使用します。この停止スイッチが床面から規定値以内に設置することが必要になります。

火災受信機の高さ制限

操作スイッチが床面から 『0.8m以上 1.5m以下』
座った状態の場合    『0.6m以上 1.5m以下』

発信機などの押しボタン類

発信機画像
発信機

発信機は手動で火災を知らせるための火災報知器です。非常時にボタンを押した場合、直ちにベルやサイレンが館内に鳴り響きます。こちらは現場側にある操作スイッチです。

押し釦の高さ制限
床面からの高さ    『0.8m以上 1.5m以下』

床と天井のスペースが狭い場合

物件によっては床面と天井のスペースが取れないということもあります。そのような場合の対処法等して、総合盤内の配置を入れ替えるということで床面からの高さを確保することができます。

火災受信機の高さ制限【動画】

まとめ

  • 自動火災報知設備には設置高さ制限がある
  • 受信機は操作スイッチ部が床面から0.8m以上、1.5m以下に設置
    (座った状態で0.6m以上、1.5m以下)
  • 押しボタンは0.8m以上、1.5m以下
  • 総合盤内に収納している装置は入れ替え可能

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