たまに来る、テナント改装で仕上がってからの設置工事依頼について

たまに来る、テナント改装で仕上がってからの設置工事依頼について

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日頃から様々な消防設備の工事をさせていただいております。工事にもいろいろなジャンルがあって「テナント改装工事」「設備点検改修」「新築工事」「既存建物新規設置」といった具合で多少勝手が異なります。

ときたまテナント改装工事でほぼ仕上がってから依頼を請けることがあります。理由は「頼み忘れていた」といったことがほとんどで、消防設備工事は見積もりに別途とされることが多々あるためこのようなことが起こるのかな?と思っています。

ただ、ほぼ仕上がっているので新しく工程通り進めていくという工事とは違い多少気を遣います。そんな状況で施工する私たちの正直な意見を申しますと、「非常にありがたい」と思っています。

なぜかというと依頼が来ることがうれしいということもありますが、仕上がっている状態で完成まで持って行くことになると難易度が上がるという意味で多少やる気になります。なので、単純な作業もいいですがたまには多少手間がかかる作業も悪くないと存じております。

もし今回のようなケースでたまたまこのページを見ていただいた方がいらっしゃいましたら何かのご縁かもしれませんのでご連絡いただけるとありがたく存じます。

工期が短くていいこともあるが

誘導灯画像

スケルトン現場の工程はまず、墨だしからはじまり、床に図面を書いていく作業をします。間仕切りや壁が立つ位置などを墨をつけていきます。電気系の工事ではこの状態で「粗配線」い、水系の工事の場合は配管工事を行います。

初期から後期になるほど足回りが悪くなるので、作業は初めの方に集約させると後が楽になります。

現場工程はその後、軽量鉄骨で天井の骨組みしボードを張っていきます。ボードに塗装やクロスを貼ったら器具を取付けるという工程になります。ここまで行って完成です。現場の大きさにもよりますが大体3回4回行くことになることが多いです。

一方で、完成してからの施工となると全ての作業を同時準時に行っていくので、状況により1日、2日で終わってしまうということもあり得ます。時間的には後工事の方が有利になることが多いですが、仕上がりに難が出るのでできれば工程通りやれるにこしたことはありません。

仕上がってしまった現場に挑戦いたします!

火災感知器増設

たまに依頼をいただく完成後物件の工事は面白みがあります。壁に気をつけ、家具に気をつけ天井に気をつけ傷や汚れをつけないように攻略するゲームの用です。このような現場では我々職人の商売道具である腰道具の装着をしないこともあります。状況によりますがきれいに素早く完成できれば最高です。

参考:消防法施行規則
参考:金属管を使って自動火災報知設備設置工事をやってみた

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