ネズミにかじられた自火報配線

ネズミにかじられた自火報配線

自動火災報知設備が突然作動してしまうことがある。状況によっていくつかの原因に分類できます。今回はネズミについて書いていこうと思います。

まず苦手な人はスルーしてください。

自動火災報知設備海外

ネズミと建物

街にはあちらこちらで心地よい場所を求め大量のネズミが活動しています。人間と同様心地よい場所を求めるのはネズミも人間も同じなのでしょう。ビルの内部は環境もよく、飲食店などは食べ物もあるため快適過ごすことができます。

ワタクシは職業柄ネズミがいる場所は匂いでわかるようになりました。友人にここはねずみがいる建物だよ!と言ってみると、すごい!!と驚かれたりします。ネズミ様のおかげで褒められてこの仕事をやっててよかったな!と思いつつネズミさんに感謝をしている今日このごろです。

ネズミによる火災報知器の誤作動

さて、ねずみが原因で消防設備が誤作動してしまうことがあります。
原因はねずみが配線をかじることです。

ネズミが原因と疑われる症状

  • ベルがなっているのに火災感知器の確認等がどこも点灯していない
  • 押し釦が押されていない
  • 押し釦に水がかがっていたりしない
  • 天井からみずもれがない
  • 上記の条件で定期的になってしまう

このような場合はネズミによる症状が疑われます。ネズミに配線をかじられたら、中の導線がむき出しになりショートします。ショートすることにより火災信号と断定しベルが鳴る仕組みになっています。

改修方法

自動火災報知設備の配線はすべて引き換えることをおすすめいたします。配線は天井内を横に流していく方法と、壁の中を縦に通していく場合があります。横配線に重度の被害がある場合は縦の配線もやられていることが多いので、縦配線も引き換えたほうがよろしいかと思います。

配線を引き換える前に

ネズミがいなくならないと配線を引き換えても同じような状態になってしまうことが想定できるため、先に、ネズミをビルから外に出ていってもらう対策が必要になります。ビルは居心地がよいのでそう簡単には出ていってもらえないと思います。中には数ヶ月かかってしまう場合もあるようです。うまく決着が付いた後配線を引き換える改修をよいかと思います。

そんな時間はないよ!という場合は、モールを使ってすべて露出配線でオールリニューアルするというやりかともあります。モールを使えばネズミにかじられる心配はありません。スピード優先で外観を気にしないという方には露出工事をおすすめいたします。

実験動画

まとめ

ネズミと人間の共存はお互いに何らかの代償がある

参考記事:緊急事態!火災報知器の誤作動よくある原因【非火災報】

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