施工法

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  • 2020.08.24

ダクト・フード内消火設備のほか設備との連携配線について

弊社は店舗改装工事を数多くこなしております。そのなかで、ダクト・フード内消火設備を設置するケースがたまに発生します。よくある質疑項目で、消火設備と他の設備を連携するための配線構成はどうするか?を工事のたびに聞かれるので、この記事を書き今後はこのURLを転送していこうと思います。 フード消火設備から移報信号を送る フード消火設備は『フード消火制御盤』を軸に他設備と連携し、消火装置が作動した際、安全確 […]

  • 2020.08.05

既存物件・配線を隠す施工【消防設備工事の隠蔽配線】

新規の店舗改装工事による消防設備工事、その他配線工事では、躯体をむき出しに仕上げる施工法を除き、配線工事関係は天井内または壁内部に埋め込んで見えないように設置されます。配線は景観を邪魔しますので埋め込んで設置することがベストであります。 一方、既存の建物や内装完成後に配線をする場合、露出配線でなければ完成することができない場合があります。区画壁や梁がせり出しているような場合や鉄骨や木が配線ルートを […]

  • 2020.06.19

火災報知器の誤作動原因一覧と対策についてわかりやすく解説します!!【非火災報について】

複数ある誤作動の原因 火災報知設備の誤作動について 自動火災報知設備の火災感知器類は、様々な原因で誤作動を起こします。機械類が劣化して作動する場合や、雨・台風などの自然現象による場合など、現場状況をリサーチしていくことで原因を探ることができます。 応急処置として警報音響を停止させ、誤作動の原因が特定できないまま放置されているという現場を見かけます。このような状況で火災が起こったらどうなるでしょうか […]

  • 2020.06.18

自動火災報知設備の副受信機を設置工事してみた

副受信機は自動火災報知設備が作動したときに『どこで火災表示が出ているか』を確認する表示機です。火災受信機との違いは、ベル・サイレン等の停止スイッチがなく、各種試験や火災復旧操作ができません。副受信機自体の音響を停止するスイッチのみ設置されています。 対象の建屋や敷地が広く、管理人室・事務室などが複数ある場合や、同一敷地内に数棟建物があり火災受信機を共有しているような物件では、火災受信機の確認に時間 […]

  • 2020.06.18

非常放送設備・非常リモコンを工事してみた!

非常放送設備リモコンを設置することで、非常放送の『遠隔操作』が可能になります。緊急放送が必要なのにアンプの設置場所までたどり着くには時間がかかってしまうよ、というような場合に設置されています。 たとえば『1階』にアンプが設置されているけれど、スタッフがいるのは上層階、または面積が広い物件で、アンプ設置場所から離れてる場合です。 非常放送設備は緊急放送設備であるため、火災や地震発生時には直ちに館内放 […]

  • 2020.06.13

総合盤・消火栓箱に塗装・ダイノックシート装飾について

Q 総合盤、機器収容箱や消火栓ボックスに色を塗ったり、ダイノックシートで装飾しても大丈夫でしょうか?元の色が内装に浮いてしまいます。少しでも溶け込むように設置したいのですが、 というご質問をいただくことがあります。結論は、特に問題ありません。総合盤や消火栓箱には色の規定がなく、塗装やダイノックシートを張ることで雰囲気がガラッと変わることでしょう。 注意点 表示灯・発信機はそのままで使用する 総合盤 […]

  • 2020.06.03

総合盤・機器収容箱の結線【消防設備士4類試験対策】

自動火災報知設備は『火災受信機』『総合盤・機器収容箱』『火災感知器』の3つの機器類で構成され、各設備間は配線で接続されています。※無線式の場合、総合盤~感知器間は無線、火災受信機~総合盤間は有線による接続。 総合盤の結線については、消防設備士甲種4類の実技試験(製図)で出題されるため理解しておくことが必須です。今回は簡単に結線について書いてみたいと思います。ぜひ消防設備士試験に役立てていただければ […]

  • 2020.05.25

非常放送設備の2線式・3線式配線について

非常放送設備には『非常放送アンプ』から配線をして『スピーカー』『アッテネーター』に接続します。各箇所に配線を引くわけですが、配線方法として、2本の線を使用する『2線式』、3本の線を使用する『3線式』があります。 非常放送設備は、非常時の警報音響や避難誘導放送に使用されます。スピーカーが設置されている居室によっては、ボリュームをコントロールするためのアッテネーターを設置します。 もし緊急放送時に、ス […]

  • 2020.05.19

自然排煙の設置工事・オペレーター交換

排煙設備は建物内の煙を屋外に排出させるための設備で、自然排煙と機械排煙があります。設置基準は建築基準法と消防法の2通りあり、どちらの基準にも適合させる必要があります。建築基準法では人々が安全に避難できるようにすること、消防法では安全な消火活動を可能にすることを目的としています。 参考記事:排煙設備の設置基準(消防法) 今回のミッションとアウトライン 既存のワイヤーを撤去 新規ワイヤーを引き換える […]

  • 2020.04.24

火災感知器をコンクリートに固定【アンカー・プラグの練習】

今回の工作課題 消防設備の工事ではアンカーやプラグを使ってコンクリートに器具を取り付けることが多々あります。火災感知器や火災受信機、避難器具、スプリンクラー等の配管の固定などなど。ワタクシたちはそのような状況を想定した練習を時たま行っています。 固定するものによって使用する材料や工法が違ってきます。軽いものであれば3.5mmの振動ドリル用ビットで孔を空け、コンクリート用ビスで簡単に固定することがで […]