危険!!こんな消火器に注意!

危険!!こんな消火器に注意!

加圧式消火器による人身事故が過去たびたび発生しています。安全な消火器として蓄圧式の消火器が市場に流通するようになりました。今回は加圧式と蓄圧式の違いとなぜ腐食した消火器が危険なのかを書いてみたいと思います。

大変危険な腐食消火器

このように底部が腐食している消火器は大変危険です。今回発見した消火器は厨房の奥に設置されていたもので、長年奥の方に身を潜めていたため今回の捜索により発見いたしました。新規の消防設備点検の場合はこのような掘り出し物が出てくることがまれにありますが、ここまでの腐食が進んだ消火器と出会えることはそうありません。近くに使用できる消火器があったため、この腐食消火器が奥の奥に隠れていてくれてよかったと思っております。

蓄圧式と加圧式

蓄圧式は消火器内部にあらかじめ消火薬剤と圧力がかけられている消火器です。消火器に少しでも穴があったりすれば圧力が抜けていきます。圧が抜けている場合は当然ながら消火器レバーを握ってもなんにもおこりません。そのため外部から圧力状態を確認できるよう圧力ゲージが付けられています。圧力ゲージは正常値で0.7MPa~0..98MPaを示しています。圧力ゲージで使用できる状態なのかできないのかを簡単に判定できるのです。

蓄圧式の場合は圧力ゲージがありません。なぜかというと赤い消火器容器の中に圧力ボンベがあるためです。レバを握ると圧力ボンベが開封し一気に消火器内に加圧され薬剤がホースを通じて放出される仕組みです。容器内部に全く圧力がない状態から一気に1MPaを超える圧力がかかります。

なぜ危険なのか

底が腐食している消火器の内圧が一気に上がったらどうなるでしょう?
腐食して穴があいていたり、底が抜けかかっている状態で加圧されれば腐食した底が圧力によって吹き飛ばされます。使用状況によりますが消火器がロケットのように動きアッパーカットを食らうことになります。実際このような事故が何度も起こっいるので腐食した消火器は直ちに撤去、交換する必要があります。

さいごに

とりわけ蓄圧式の消火器が危険というわけではなく腐食、老朽化した消火器が危険なので古い消火器は早めに交換することをおすすめいたします。

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