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  • 2023.09.02

スプリンクラーヘッドを増設してみた【新規区画に配管とSPヘッドの取り付け工事】

未使用区画にスプリンクラーを設置してきた 東京都にある某建物の未使用区画にプリンクラー、自火報、非常放送、誘導灯をしてきました。消防設備工事一式を行ったのですが今回のメイン工事はスプリンクラー設備です。 今までは将来的に使う区画のため、区画内には何もなくかつ、外部から入れないようにしていたため設備の設置を免れていました。今回新たにこの区画を使用することになったので各種消防設備を設置することになりま […]

  • 2023.07.27

民泊対応のための非常灯を設置してみた【既存物件の改修工事と免除規定】

民泊に対応できるよう非常灯を設置してみた 民泊の非常照明 今回は非常照明についての記事です。先日某クライアントより共同住宅を民泊で使用するかもしれないので将来のために非常灯を設置しておきたいと依頼がありました。 民泊施設では非常灯の設置が不要になる条件がいくつもあります。そのため今回も不要なのではないかと考えていました。しかし、調査していくにつれ必要があることがわかり急遽施工対応させていただきまし […]

  • 2023.07.26

防火管理者・統括防火管理者の責務と任務遂行のための役割【消防法3条の2・4条の2】

防火管理者の責務とは ある一定規模の建物や入居するテナントには「防火管理者」を選任することになっています。防火管理者は防火に関する重要な役割を持つものとして、様々な責任を担い、どのように任務を遂行するかが消防法3条の2に記されています。 統括防火管理者は複数権原が存在するテナントビルなどで、各々の防火管理権原についてとりまとめます。防火管理者と統括防火管理者の責務については基本的に同じです。 消防 […]

  • 2023.07.25

甲種防火対象物と乙種防火対象物の違いについて【用途と面積で決まります】

甲種防火対象物と乙種防火対象物 甲種と乙種は①用途✕②面積で決まる ①用途について 消防法令に規定する防火対象物には乙種と甲種の2種類があります。2つの違いは「建物の用途」と「面積」の関係性により変わります。 建物の用途は建物をどのように使用するかを言います。例えば「映画館」「カラオケ」「飲食店」「ショップ」「病院」「事務所」「住居」など様々な用途が存在します。これらの用途は誰でも使用できるものと […]

  • 2023.07.15

カラオケボックス、個室ビデオボックスに消防設備を設置するときに注意すること

久々にカラオケに関する依頼を受けましたので記事にしてます。カラオケボックス、個室ビデオボックスなど、個室ブースを提供するような施設に消防設備を設置する場合は少し厳し目の取り扱いをすることになります。 令別表第一 2項ニ カラオケ 個室ビデオ ネットカフェ マンガ喫茶 この方針は平成19年に起こったカラオケボックス火災が発端となり法令が改正されたことにより始まりました。その目的は、消防設備の設置を強 […]

  • 2023.07.08

デザイナーズ物件に自動火災報知設備を設置してみた3【既存建物に対する新規設置工事】

既存デザイナーズ物件の自動火災報知設備設置工事 前回に続き、デザイナーズ物件の既存建物に自動火災報知設備設置工事を納品しましたので、紹介させていただきます。前回の施工については、こちらをご参照ください。 デザイナーズ物件では、鉄筋コンクリート造による躯体をむき出しにした「打ちっぱなし」デザインになることが多く、すでに建っている建物には壁内隠蔽配線をすることができません。 居室内部は広い空間を確保す […]

火災受信機の断線エラーで終端抵抗を入れても改善されないときは抵抗値をチェック

自動火災報知設備断線エラーはまず終端抵抗をチェック 自動火災報知設備の火災受信機のエラーで断線があります。断線は火災感知器回路のどこかが切れてしまっているときに起こります。断線は感知器回路の終端に抵抗や、終端器を設置する方法や、火災感知器内部のロムに情報を埋め込む方法があります。今回は前者の終端抵抗についての内容で書いていきます。 火災感知器回路の説明 火災感知器の回路は、火災受信機から総合盤を経 […]

  • 2023.05.11

デザイナーズ物件に自動火災報知設備を設置してみた2【新規取り付け工事】

デザイナーズ物件の自動火災報知設備の新設工事 有難いことに新しいお客様より自動火災報知設備の新規工事のご発注を頂きました。誠にありがとうございます。今回の物件は東京都某所のデザイナーズ築浅物件です。きれいに仕上げるよう気合をいれて施工させていただきました。 設置の経緯は、共同住宅仕様の物件ですが 3階以上に民泊、旅館施設として使用する場合は特定一階段等防火対象物に該当してしまうことから今回の設置に […]

  • 2023.04.19

弊社ではコンクリート貫通前に内部の鉄筋(埋設物)を探査します【区画貫通工事で鉄筋をかわす】

区画を貫通する前に壁の中をスキャンします 弊社は比較的既存建物の改修工事割合が比較的多く、よく鉄筋コンクリート造(RC造)の建物について施工させてい頂いております。RC造の建屋はコンクリートで区画されているため、線を通すスリーブがない場合はハンマードリルでコンクリートを貫通させる必要があります。 コンクリートの内部は鉄筋が縦横に走っており、貫通工事を行っても途中で鉄筋にぶつかってしまった場合は、も […]

火災予防条例による自動火災報知設備の付加設置基準に注意!

火災予防条例による自動火災報知設備の付加設置基準について 自動火災報知設備の設置基準は消防法施行令第21条により規定されています。設置基準については基本的に「用途」×「面積」で義務になるか否かが決定します。この基準は法令によるもののため日本全国の建物について適用されます。 ここで安心するのは少し早いです。都道府県及び市区町村は議会の議決に基づき条例を制定することができます。この条例には当然に消防設 […]

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