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  • 2020.06.02

非常放送とアッテネーター

アッテネーターは減衰器のことで、放送設備のボリュームを調整する装置です。無線機などでも使用されており、大きい出力信号を適正値に絞る効果があり『ATT』と略されていたりします。 放送設備にアッテネーターを設けることでボリュームコントロールが可能になります。ツマミを0に絞ればスピーカーから音がでなくなります。【※非常放送時はアッテネーター効果が解除される。】 アッテネーター 非常放送設備は『業務放送』 […]

  • 2020.05.30

漏電火災警報器を交換してみた

昨日の夜から漏電火災警報器が誤作動を起こしているようです。原因不明で、何が考えられますでしょうか?東京の住宅地なのでご近所様に迷惑で早く何とかしたいのですが、、、 というご連絡をいただきました。お話を伺ったところ 深夜に突然、警報音が鳴りだした 漏電火災警報器は設置から35年以上経過している 漏電受信機は屋外に設置してあり防水ボックス内に取り付けていない 共用部、各居室の漏電ブレーカーは作動してい […]

  • 2020.05.28

防火扉が復旧しない!そんなとき

防火設備用連動制御盤 『防火扉が復旧しません。どうすればよいでしょうか?』お客様からご質問をいただきましたので書いてみたいと思います。防火扉は防火シャッターと同様に連動制御盤でコントロールしています。防火設備は専用の煙感知器が作動することにより自動的に閉鎖するシステムです。 防火設備の作動フロー 連動用の火災感知器が作動 制御盤に火災信号入力 各種防火設備へ作動信号を出力 防火設備『防火戸・シャッ […]

  • 2020.05.26

フライヤーに簡易式フード内自動消火装置を設置してみた

飲食店舗に自動式簡易消火器を設置しました。揚げ物を調理するフライヤーという調理設備がありまして、フライヤーに油をたっぷり入れて180℃~200℃で美味しいフライが出来上がります。フライヤーには温度を調整するためのセンサーが備え付けられていて、異常な温度上昇が起こっても火災、事故を防止するために安全装置が作動する仕様になっています。 安全装置が故障し油温度が急激に上昇してしまったら発火する可能性があ […]

  • 2020.05.25

非常放送設備の2線式・3線式配線について

非常放送設備には『非常放送アンプ』から配線をして『スピーカー』『アッテネーター』に接続します。各箇所に配線を引くわけですが、配線方法として、2本の線を使用する『2線式』、3本の線を使用する『3線式』があります。 非常放送設備は、非常時の警報音響や避難誘導放送に使用されます。スピーカーが設置されている居室によっては、ボリュームをコントロールするためのアッテネーターを設置します。 もし緊急放送時に、ス […]

  • 2020.05.23

消防設備を自主設置してみた【特定小規模自火報編】

消防設備は法令、条例による『義務設置』と、自主的に設置する『自主設置』があります。自主設置は、テナント入れ替えで、将来的に設備が必要になることが想定されたり、オーナーが安全を考慮して設置します。 自主設置案件で多いものは、上階に住居がある場合や、従業員が1階にのみいるような飲食、物販です。義務設置でないが、何かあったら心配だから、といった理由から設置されています。 実際にあった依頼の内容 現在は手 […]

  • 2020.05.21

漏電火災警報器の設置基準について解説します【ラスモルタル作り+面積or契約電流】

分割型変流器 漏電火災警報器は、『ラスモルタル』が使用されている建物で『用途』・『延べ面積』・『契約電流』の組み合わせで設置が必要かが決まります。 ラスモルタルとは木造の住宅や共同住宅を建築する工法の一つで、壁の中に金網上の金属を固定しその金属にモルタルをで塗りながら埋めていく工法です。 現在は新素材や技術の発展に伴い安価で耐久性がよく、ラスモルタル構造よりも工数が少なくてすむ建築工法に変わってき […]

  • 2020.05.19

自然排煙の設置工事・オペレーター交換

排煙設備は建物内の煙を屋外に排出させるための設備で、自然排煙と機械排煙があります。設置基準は建築基準法と消防法の2通りあり、どちらの基準にも適合させる必要があります。建築基準法では人々が安全に避難できるようにすること、消防法では安全な消火活動を可能にすることを目的としています。 参考記事:排煙設備の設置基準(消防法) 今回のミッションとアウトライン 既存のワイヤーを撤去 新規ワイヤーを引き換える […]

  • 2020.05.16

原状回復工事と消防設備の撤去・処置

テナントが退去するときに入居時の状態に戻すための工事を『原状回復工事』といいます。原状回復とは『元あった状態に戻す』という意味で消防設備についても行う必要があります。 自動火災報知設備、ガス漏れ、誘導灯、スプリンクラーなどは区画やレイアウトによって設置個数が変わってきます。原状回復工事の場合はこれらの消防設備について移設なり撤去工事が主になります。 主な返却の3パターン そのままの状態で返す 解体 […]

  • 2020.05.13

店舗内装・改装工事の消防届出や申請をしなかった場合

店舗の改装工事やテナント内装工事は火災予防上の観点から消防署へ工事の概要などについての計画、仕様などについて申請する必要があります。しかしながら申請届出をせずに施工・そのまま使用してしまうということが無いといえないのも事実であります。 もし申請をしないで施工してしまった場合どうなってしまうのかについて書いていこうと思います。 消防申請から施工まで たいていの改装工事の場合は 『事前相談』 → 『申 […]

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