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自動試験機能付の自動火災報知設備・設置工事をしてきました

自動試験機能付きの自動火災報知設備を選択されるお客様が増えてきました。自動試験機能付【PA】は火災受信機と感知器間を電送信号により、遠隔試験が可能となるハイテクな設備です。 自動試験機能のないノーマル式とくらべると若干、費用が高くなります。高い分だけのメリットを上げるとすれば、煙や熱を直接加える試験を省略できるといったところでしょうか。 火災感知器の数が多い物件であればあるほど作業時間短縮になり、 […]

火災報知設備・消火栓の表示灯が点灯しない【ランプ不良の原因について】

自動火災報知設備や非常警報の押しボタン、消火栓のすぐそばには、表示灯というランプを設置する必要があります。表示灯は赤色で15°以上となる方向に沿って10m離れた場所から点灯していることが確認できることとされています。 表示灯は非常時に赤い灯りを頼りに設備の場所を特定するという大切な役割があるのですが、時には球切れなどで点灯しなくなってしまうというトラブルも起こったりします。 先日仲間内の若手設備士 […]

光電式2種と3種が一体化した火災感知器について【2信号式煙感知器】

自動火災報知設備についての業務を行っていると時たま珍しい機器に出会うことがあります。火災感知器は熱式、煙式、炎式があります。この3つの種類から更にいくつもの種類に枝分かれしており非常に多数の方式の火災感知器が存在しています。 今回は煙式の光電式スポット型感知器【こうでんしスポットがた】の2種と3種が一体化した『2種3種』について書いていきたいと思います。ワタクシ管理人もこの業界はベテランと言っても […]

消火栓ホース交換 or 耐圧試験どちらが得か??【管理人は交換をお勧めします】

消火栓用のホースは製造年より10年を経過したものについて耐圧試験をする必要があります。消火栓ホースと言っても保型ホースは除かれます。保型ホースというのは円筒上に保型されているホースで、易操作性消火栓・補助散水栓に使用されているものです。 耐圧試験はホース専用の耐圧試験機を使用してホースの両端部の金属カシメ部分、金具継ぎ目から漏れが無いことを確認します。漏れが無ければ更に3年後に再度耐圧試験を行いま […]

フラット型表示灯の非常警報が発売されました【新設・リニューアルに最適な商品】

この時を待っていました。ついにフラット型の非常警報複合装置が発売されました。非常警報よりも数年先に自動火災報知設備でフラット型の表示灯が発売されていましたが、いよいよ非常警報にフラットLED型が登場することになり早速チェックさせていただきたいと思います。 今まではランプ(非常灯)が少しだけ前にせり出していました。非常警報複合装置は押しボタンを押すと建物に設置しているベル、サイレンが連動し全体で一斉 […]

  • 2020.11.21

自動火災報知設備と非常警報設備の関係【設備の違いについて説明します】

自動火災報知設備と非常警報の関係 自動火災報知設備と非常警報の違い、補完関係についてのご質問をいただくことがあります。消防設備には大きく分けて『警報設備』『消火設備』『避難設備』があります。自動火災報知設備と非常警報設備は警報設備にカテゴライズされています。警報設備はベルやサイレンにて火災を周知させることを目的に作られている機器であります。 自動火災報知設備と非常警報は非常に似ている設備ですが役割 […]

非常警報設備を交換してみた!警報装置とリニューアル用のアダプタについて

消防設備は確実に作動させる必要があります。そのため一定の期間を経過した自動火災報知設備、非常警報、その他設備についてはリニューアルをお勧めしております。 リニューアルについては、おおよその期間を定められておりますが、性能的に問題はなく、まだまだ使えそうな場合は様子を見ながら交換していくことになります。型式失行以外の交換は法令で期間を定められているというわけではありません。 新旧の大きさの違い 技術 […]

  • 2020.11.19

火災報知設備の受信機・発信機・押しボタンの設置高さについて

今までワタクシたちが消防設備の工事をおこなうときに、現場監督さん、電気施工業者さん、ビル関係者の方から『火災報知器・押しボタンの高さ基準を教えてください?』と聞かれることがあります。 火災受信機、発信機、非常警報、その他警報関係の操作スイッチは、床面から『0.8m以上~1.5m以下』に設置するという決まりがあります。 ワタクシたちはさまざまな用途の施工を行っており、用途によって高さを使い分けていま […]

昭和に活躍した消防設備士の先輩方々がすごいと思ったこと

現代の消防設備士は部材や施工法の進化の恩恵を受け、とても恵まれていると思うことがあります。同時に、先代の設備士さんのスゴサや当時の大変さを知ることができます。現代っ子設備士は古めの消防機器や配線周りを見ると、戸惑い気味になってしまい普段の施工・工事よりも時間がかかってしまうのではないでしょうか。 例えば、火災報知設備を設置する際に使用する電線類です。我々の世代では線ごとにカラフルな色分けがされてお […]

  • 2020.11.11

A工事・B工事・C工事の作業区分について【発注者と支払人の関係】

内装工事や改修工事を実施するとき、『A工事で行います』『ここは重要な部分なのでB工事でやります』、または『ここの範囲はC工事でお願いします』などなど、ABCの言葉が飛び交います。 ABC各種工事はどの権限で、どこの業者が行うかをアルファベットで表しています。A工事はビルオーナーが費用負担及び、オーナー側業者で施工、B工事はテナント側の費用負担でオーナー側業者の施工、C工事はテナント負担でテナント側 […]

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