令和4年1月17日申請分から「消防設備点検資格者再講習」がオンラインにて申請及び受講できるようになります。
日本消防設備安全センターによると、オンラインによる申請期間は令和4年1月17日から令和4年3月18日で、その申請分に対しての受講期間は令和4年1月17日から令和4年3月31日までとなっています。
オンライン講習ではPC、スマートフォンにて動画で実施し、視聴時間は対面講習と同じく5時間となっています。申請時にサイト内で動作環境試験を行えます。
受講料については税込み9,910円で、クレジットカード決済のみ使用できます。
現在の所は再講習のみ
令和3年11月現在のところは「消防設備点検資格者1種及び2種」の「再講習」のみが対応となっています。新規講習については対面講習日本消防設備安全センターが主宰するその他の資格
- 防火対象物点検資格者
- 防災管理点検資格者
- 自衛消防業務講習
- 可搬消防ポンプ等整備資格者
については、オンライン再講習準備中となっており、おそらく近いうちアナウンスがあるものと見込まれます。
すでに対面講習を申し込んでしまった場合
すでに申し込んでしまったという方もいらっしゃることでしょう。そのような場合は、申し込み済みのものを一旦キャンセルし再度オンラインにて申し込みが可能です。
その際の注意点としては、対面講習をキャンセルする前にPC、スマートフォンの動作環境確認を済ませておく必要があります。もしキャンセルして動作環境がダメだった場合は高価な機器を買うことになります。
再講習を受けないとどうなるか?
再講習を受講しないと免状は失効し新規講習からやり直さなければなりません。非常に面倒です。そうならないために日頃から失効期間の確認を行う必要があります。
失効するタイミングは、新規講習を受講し免状を交付された後初めの「4月1日」から起算し5年以内に再講習を受講しなければなりません。
※消防設備士は初回のみ2年なので要注意!!
参考記事:消防関連資格の更新と失効について
実際に受講してみた感想
たまたまタイミング良く更新の時期であったということもあり、実際にオンライン講習をうけてみました。感想は非常に素晴らしく何も言うことがありません。今後講習はオンラインになっていくのであろうと思った次第です。
素晴らしかった点
- 電波があればPC、スマホでいつでも受講可能
- 途中退席は停止ボタンを押すだけでOK、日にちをまたいでもその場所から受講できる。
- 忙しい方でも日別の隙間時間でカリキュラムをこなせる。
- 再度動画の見直しができる。見直しは2倍速まで使用でき復習に最適
※初回受講時は倍速や秒戻し機能は使用できませんでした
今までは講習会場による受講でPCやスマホの使用を禁止されていました。講義内の不明箇所があってもその場で調べることができませんでしたが、オンライン講習によりその制限がなくなったことで、より深い理解を得られたというのが個人的な感想です。
オンライン再講習まとめ
対象者 |
再講習受講該当者(延長承認を受けた方含む) |
申請期間 | 令和4年1月17日(月)から令和4年3月18日(金)まで |
受講期間 | 令和4年1月17日(月)から令和4年3月31日(木)まで |
講習形式 | 動画視聴(約5時間) ※対面講習と同じ内容 |
申込方法 | 電子申請のみ |
視聴方法 | パソコン、スマートフォン等 |
受講料 | 9,910円(税込) |
決済方法 | クレジットカードのみ (決済後の返金不可) |
免状交付 | 受講終了後約1か月後に郵送 |