消防点検後の受信機復旧を忘れずに

消防点検後の受信機復旧を忘れずに

消防設備点検で一番注意しなければならないことは点検後の復旧作業です。火災を防ぐという目的で存在しているはずの消防設業者が操作ミスで復旧し忘れて帰ってしまっては本末転倒であります。弊社では当たり前の作業ほどチェックをするということを徹底しています。

今回は弊社の一例を紹介したいともいます。

当たり前のことを慎重に

日々行っている作業は意識しなくてもできるようになります。そうなると無意識の判断になりミスの基になることがあります。日常当たり前のように行っている重要なことをあえて立ち止まってチェックすることが重要です。 また復旧後は必ず火災受信機をショートフィルムに保存し復旧した日時を記録しています。お客様に安心して仕事を依頼していただけるよう日々努めてまいります。

火災受信機チェックリストにある画像

P型2級受信機
弊社操作マニュアルの例

消防設備士が作業に集中できるように

弊社はマニュアルが必要なところには作成し、不要なところには各々の判断にゆだねるようにしています。基本的には物件ごとに作業者を固定し割り当てたいところですがそうもいかない場合があります。どのような設備士が伺っても同じ条件で作業ができるよう、また現場での作業負担を軽くし重要なところに尽力できるよう対策をしております。設備士の負担が軽くなれば現場でのミスは間違いなく減ります。

受信機の復旧状態について【警戒状態】

火災受診盤
復旧し警戒状態の火災受信機

『交流電源』が点灯し『スイッチ注意』が消灯していれば通常の警戒状態になっています。『スイッチ注意はまだ何らかのスイッチがもとに戻っていませんよ』というエラー防止の表示です。このスイッチ注意が点滅をしていると何かの問題があるということなので管理会社や契約点検消防設備業者へご連絡してください。

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