- 2020.07.03
乙種6類を取得しよう③④【単位面積・能力単位】
前回は、どのような場合に消火器の設置が必要になるか?について書きました。 振り返ってみると、『必ず設置が必要な用途』、『延べ面積150㎡以上で必要な用途』、『延べ面積300㎡以上で必要な用途』の 3つのグループに分けました。属するグループの面積に該当すれば設置が必要になり、該当しなければ不要になりました。 また、『無窓階』『地下』『3階以上』は上記の基準ではなく、すこし厳しい基準が適用されました。 […]
前回は、どのような場合に消火器の設置が必要になるか?について書きました。 振り返ってみると、『必ず設置が必要な用途』、『延べ面積150㎡以上で必要な用途』、『延べ面積300㎡以上で必要な用途』の 3つのグループに分けました。属するグループの面積に該当すれば設置が必要になり、該当しなければ不要になりました。 また、『無窓階』『地下』『3階以上』は上記の基準ではなく、すこし厳しい基準が適用されました。 […]
火災通報装置【火通・かつう】の試験装置を使って、どのように火災通報装置が働き、消防署とのやり取りがなされるのかを点検・訓練を実施しました。 自動火災報知設備による連動、または火災通報ボタンの手動起動にて消防通報『119』を行います。通報がされると、あらかじめ録音しておいた音声情報『物件住所』『物件名称』を119番の通信指令室に伝えます。通話を終えると通信指令室から逆信が入ります。 火災通報装置 構 […]
火災報知設備の誤作動について 自動火災報知設備の火災感知器類は、様々な原因で誤作動を起こします。機械類が劣化して作動する場合や、雨・台風などの自然現象による場合など、現場状況をリサーチしていくことで原因を探ることができます。 応急処置として警報音響を停止させ、誤作動の原因が特定できないまま放置されているという現場を見かけます。このような状況で火災が起こったらどうなるでしょうか。 生命と誤作動の停止 […]
消防用語には略称があります。消防署で消防官と消防設備について打ち合わせをしていると、少し長めの単語を頻繁に使用します。略称を使うことでスムーズな打ち合わせが可能になります。 今回紹介する略語は、今まで自分が実際に聞いてきたもので、『消防官の口』や『消防設備関係者』から発せられた単語をもとに書いております。もしかしたらオリジナルかもしれませんが意味は通じるはずなので、業界が浅い方でもドンドン使ってい […]
副受信機は自動火災報知設備が作動したときに『どこで火災表示が出ているか』を確認する表示機です。火災受信機との違いは、ベル・サイレン等の停止スイッチがなく、各種試験や火災復旧操作ができません。副受信機自体の音響を停止するスイッチのみ設置されています。 対象の建屋や敷地が広く、管理人室・事務室などが複数ある場合や、同一敷地内に数棟建物があり火災受信機を共有しているような物件では、火災受信機の確認に時間 […]
非常放送設備リモコンを設置することで、非常放送の『遠隔操作』が可能になります。緊急放送が必要なのにアンプの設置場所までたどり着くには時間がかかってしまうよ、というような場合に設置されています。 たとえば『1階』にアンプが設置されているけれど、スタッフがいるのは上層階、または面積が広い物件で、アンプ設置場所から離れてる場合です。 非常放送設備は緊急放送設備であるため、火災や地震発生時には直ちに館内放 […]
消防設備を工事する前に工事概要・設計計画を記した『着工届』を管轄消防署へ提出します。着工届は監督機関である消防署が、各種消防設備が法令通りの内容で設計されているかどうかの審査を行う資料のため、『工事に着手しようとする10日前』までに届出をしなければなりません。 消防設備の工事には『軽微な工事』というククリがあり、この内容に当てはまる場合は着工届を省略できるというありがたい緩和措置があります。着工届 […]
消防設備の設置は『義務設置』と『自主設置』があります。義務設置は消防法令に規定されている設置基準に該当する場合で、該当しない場合は自主設置となります。 自主設置は自ら火災予防のために設置するもので、『法令の基準外ではあるけれど安全安心を考えて』・『施設の管理課に求められて』または『行政による指導で』というケースで設置されます。 自主設置でも消防設備は消防設備 消防設備を設置することになったら『義務 […]
Q 総合盤、機器収容箱や消火栓ボックスに色を塗ったり、ダイノックシートで装飾しても大丈夫でしょうか?元の色が内装に浮いてしまいます。少しでも溶け込むように設置したいのですが、 というご質問をいただくことがあります。結論は、特に問題ありません。総合盤や消火栓箱には色の規定がなく、塗装やダイノックシートを張ることで雰囲気がガラッと変わることでしょう。 注意点 表示灯・発信機はそのままで使用する 総合盤 […]
建物・ビルなどの防火対象物を使用するときに、何人を収容して物件を使用するのか??の『収容人員』を算定することが求められます。収容人数は総務省令により各用途ごとの算定基準に従って計算していくことになります。 収容人員は何に使用するのかと言うと、防火管理者が必要かどうか?消防設備の設置が必要か??など、とても重要な数字となります。今回は防火対象物の収容人員・算定基準について書いていきたいと思います。 […]