火災予防条例による自動火災報知設備の付加設置基準に注意!
火災予防条例による自動火災報知設備の付加設置基準について 自動火災報知設備の設置基準は消防法施行令第21条により規定されています。設置基準については基本的に「用途」×「面積」で義務になるか否かが決定します。この基準は法令によるもののため日本全国の建物について適用されます。 ここで安心するのは少し早いです。都道府県及び市区町村は議会の議決に基づき条例を制定することができます。この条例には当然に消防設 […]
火災予防条例による自動火災報知設備の付加設置基準について 自動火災報知設備の設置基準は消防法施行令第21条により規定されています。設置基準については基本的に「用途」×「面積」で義務になるか否かが決定します。この基準は法令によるもののため日本全国の建物について適用されます。 ここで安心するのは少し早いです。都道府県及び市区町村は議会の議決に基づき条例を制定することができます。この条例には当然に消防設 […]
自火報の警戒場区域をまとめるには 原則は1フロア1回線です 自動火災報知設備を新規に設置する場合はまず、警戒区域の設定を行い火災受信機の回線数を決めることから始まります。設置する対象物がエレベーター付き、300㎡の5階建て、と仮定すると通常「P型1級10回線」を使用することになります。警戒区域を割り振ると以下になります。 警戒番号 警戒区域名 床面積 ① 1 階 60㎡ ② 2 階 60㎡ ③ 3 […]
台風と自火報の誤作動 自動火災報知設備の誤作動の原因の1つに台風の到来が原因で誤作動を起こすことがあります。その原因は主に2つあり「気圧変化」と「横殴りの雨」です。今回は台風と誤作動の原因について具体的に書いていきます。 台風による誤作動発生の原因 台風と火災報知器の関係 台風による火災報知器の誤作動原因 気圧の変化 横殴りの雨が機器類にかかる 原因 作動する感知器は「差動式スポット […]
今回のミッションは鉄骨3階建ての既存建物に自動火災報知設備を新規に取り付けるという作業になります。 弊社は年間数多くの消防設備新設設置工事、既設改修工事を請け負っております。その中でも特に多い設備が自動火災報知設備になります。 火災報知器は数ある消防設備の中でも設置義務にかかる場合が多く、間仕切り変更による移設や増設工事が発生することが多々あります。 今回のご依頼は「特定一階段防火対象物に該当し消 […]