消防設備

1/12ページ
  • 2024.11.10

P型1級自動火災報知システムを工事してきた【竣工検査直後物件】

ここ数年、建物の全部または一部を福祉施設や民泊などの宿泊施設で使用するために、新規に自動火災報知設備を設置するというケースが増えてきております。 弊社のブログを見てくださった方や既存顧客のご紹介でこのような案件をいただくことが大変多くウェブサイトで掲載できるいくつかのケースについて紹介させていただいております。 今回のミッションは新築竣工検査直後の建物に「P型1級の自動火災報知設備」を設置すること […]

  • 2024.09.29

ほぼ駆体の建物に自動火災報知設備を設置してきた【コンクリート打ちっぱなし物件】

壁・天井ボードがほぼない物件への自火報新規設置工事 有り難いことに2024年-2025年シーズンも快調に自動火災報知の既存新規取り付け工事を受注し続けております。今回の物件は「壁天井がほぼコンクリート打ちっぱなし」物件です。このような防火対象物への消防設備工事はスケルトン店舗の消防設備工事以外受注したことがなく、また新規に自火報を設置するのは正直初めての経験です。 建物はほぼ新築物件で延べ面積が5 […]

  • 2024.09.29

一動作式避難器具を設置してきた【緩降機の新規設置工事】

一動作式避難器具(緩降機 かんこうき)の設置工事依頼をうけ設置してきました。緩降機は着用具を体に巻き付け、避難する階に設置した専用のアームを展開し、ロープでぶら下がるような格好で避難する避難器具です。この避難器具は、避難器具の特性上体にガッチリと装着すため、転落の恐れがある避難はしごよりも安全に避難階に到達することが可能といえます。 一動作式が必要になる要件は、特定一階段等防火対象物に使用する場合 […]

  • 2024.09.26

避難経路図の記載事項について【ホテル旅館で生存確率を上げるために必要なこと】

みなさんはホテルや旅館に到着したらまずどのようなアクションをとるでしょうか?素敵な部屋に心ときめかせたり、窓外に広がる壮大な景観に鳥肌を立てているかもしれません。 私はそのような施設になかなか泊まる機会がないビジネスホテル専のためか、真っ先に「避難経路」を確認してしまいます。居室から誘導灯をたどって避難階段までのルートをすべて確認します。 民泊施設は避難経路が1系統ということもある 6階層以上ある […]

  • 2024.09.12

消防設備配線の絶縁抵抗試験について【自火報を例に説明します】

配線関連で言う絶縁とは配線内部の内部の伝導体(銅)が絶縁物(被覆)によってしっかり守られている状態をいいます。その反対は「漏電」です。 漏電を簡単に説明すると、配線被覆が何らかの理由で損傷し、内部の銅線が剥き出しになり建物の何処かの伝導体(金属部分)に触れ電気が逃げていくことをいいます。 もし自動火災報知機の回路電圧から電気が漏れてしまった場合は火災感知器が適切に作動しなくなります。火災報知器回路 […]

  • 2024.09.07

火災受信機を2台以上設置する場合について【火災受信機の接続方法】

時には火災受信機を防火対象物に2台以上設置することがあります。この場合では各々の火災受信機間を結ぶ通話装置を設け、いずれの受信機から地区音響装置を確実に鳴らせることが求められます。 あまり想像つかないと思いますが受信機が2台以上設置されるケースは以下のような場合に起こります。 例えば、はじめに建物が立っており、増築をしたが既存の火災受信機に警戒できる空き回線がなかった場合です。このような時は、増築 […]

  • 2024.09.06

火災感知器が未設置だったので取り付けてきた!!【消防設備点検にて発覚】

今回の依頼は「火災感知器の未警戒工事」です。未警戒とは、何らかの理由により自動火災報知の感知部分である火災感知器が取り付けられていないことをいいます。 火災感知器の設置基準は明確に定められており、その基準に準じて設置されていなければ不良判定となり適正な方法で再度取り付ける必要がありまあす。 このような火災感知器の取り付けに関する不良が発覚するのは「消防設備の法定点検」があるからです。消防設備の法定 […]

  • 2024.04.08

スプリンクラーヘッドの設置を省略できる場所と根拠となる法令条文について

スプリンクラ設備とスプリンクラーヘッドの設置を省略できる場所について スプリンクラー設備は火災により熱を受けることによって分解したスプリンクラーヘッドから自動的に放水をすることができる設備です。スプリンクラー設備は自動消火機能を有するため合理的かつ安全に消火活動を行うことができます。 非常に合理的な設備であることは明白ですが全ての部分においてスプリンクラーヘッドを設置することまでは求められていませ […]

  • 2024.04.06

スプリンクラーヘッド省略した場所には補助散水栓が必要【補助散水栓の設置基準】

スプリンクラーヘッド省略他部分は補助散水栓でしっかりと警戒する必要がある 補助散水栓とは スプリンクラー設備がある建物には「補助散水栓」という屋内消火栓と同じような装置が設置されます。補助散水栓はスプリンクラー配管を共有する消火栓で、屋内消火栓と同様に補助散水栓箱からホースを引っ張り出し火元に近づき消火活動を行います。 補助散水栓と屋内消火栓の違いについて 補助散水栓はスプリンクラー配管を共有して […]

  • 2024.04.04

非常放送のスピーカーの設置基準について【設置が必要な場所と省略できる場所】

非常放送スピーカーの確実に聞こえるように設置するために 非常放送スピーカーの役割 非常放送スピーカーの設置方法については、消防法施行規則第25条の2項3号ロ、ハに明文化されいます。取り付け方については消防設備の参考書や放送設備会社のカタログで簡単な解説が記載されていますが、せっかくなので今回は条文を基にした設置基準について説明していきたいと思います。 非常放送は単なる音声案内放送を目的として設置さ […]

1 12