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  • 2020.04.01

自動火災報知設備の設置基準はどう決まる?設置の法的根拠を解説

自動火災報知設備を設置するときの基準になるのが「用途」と「面積」です。まず初めにその建物がどのような用途なのかをチェックします。消防法令では用途を20グループで分類する消防法施行令別表第一というものがあります。その20の分類でどの用とに該当するのかが鍵となります。 例えば劇場、集会場、遊技場(カラオケ、パチスロ)飲食店、物販店舗(デパート)、ホテル、学校、図書館、蒸気浴場、神社、空港、航空機格納庫 […]

  • 2020.03.31

自動火災報知設備と非常放送の鳴動方式

自動火災報知設備と非常放送 火災受信機と非常放送設備 自動火災報知設備と非常放送は消防法では同じ【警報設備】に属しています。火災信号をキャッチして周囲に火災を周知させるための自動火災報知設備、館内の人々へ音声やサイレンで危険を知らせる非常放送設備。いずれも音響で警報を発する設備であります。 火災が発生した場合、まず火災感知器が煙や火を感知し火災信号を受信機に送ります。そうなると建物内部に「火災です […]

  • 2020.03.30

アラーム弁の1次側と2次側【スプリンクラー】

アラーム弁はココにある!! 一次側と二次側 スプリンクラーには一次側と二次側という表現をよく使用します。一次、二次はスプリンクラーを制御しているアラーム弁【制御弁】から見てどちら側という意味になります。やさしい後輩思いの先輩は手取り足取り教えてくれることでしょう。そうでない場合は運が悪かったと思いここで覚えてください。 一次側 アラーム弁よりポンプ側の配管 二次側 アラーム弁と末端試験弁までの配管 […]

  • 2020.03.30

海外の消防設備 南アフリカ共和国編

南アフリカ共和国はアフリカ大陸最南端の国であります。 記憶に新しい2015年に開催されたラグビーワールドカップでは、格上の国々をバッタバッタと下し多くの人々を感動させた大変記憶に残る大会であります。 日本からの直行便はなく各々の地で経由する必要があります。 シンガポール、バンコク、香港等の東南アジア経由、ドバイ、イスタンブール等の中等経由、ヨーロッパ主要国を経由する方法があります。最速で行く場合は […]

  • 2020.03.27

自動試験機能付き火災報知設備とPA感知器について

PA煙感知器【光電式スポット型2種】 最近になり自動試験機能付きの火災報知設備が設置されている物件が増えているように感じます。気のせいかもしれませんが立て続けにさわっているので今の支流になってきているのかな?と感じているところであります。 PA感知器とは 火災感知器はPA感知器と行って感知器独自にアドレスを持っているため、どの火災感知器が作動したかをピンポイントに特定することができます。例えば『地 […]

  • 2020.03.27

海外の消防設備 オランダのゲストハウス編

世界中でコロナウィルスの流行で世界恐慌レベルのパニックとなっています。各国々の渡航・入国制限、ビザ無効化といった流れで世界一信用度の高い我が国NIPPONのパスポートもその効力を完全に失っております。各国が鎖国化しこのまま世の中がどうなってしまうのか誰にもわかりませんが、凡人のワタクシは普段どおり目の前にあるいつもの消防設備業務をこなしていくだけであります。 当ブログに記載している海外シリーズの大 […]

  • 2020.03.26

防炎物品の種類と設置が義務になる防火対象物について解説【カーテン、じゅうたん、のれん他】

消防法令では防炎規制について定められていて、特定の用途で使用する場合には防炎製品を使用しなければいけないという決まりになっています。 防炎規制の対象になる物品はじゅうたん、カーテン、のれん等です。これらの製品を使用する場合は防炎のものを設置することが求められます。また、防炎ではないが後から防炎加工をすることによって防炎化できる場合もあります 防炎製品の設置が必要な建物や用途 防炎防火対象物 まず、 […]

  • 2020.03.24

緩降機の引き抜き強度試験(トルクレンチ)

2代目トルクレンチ 避難器具を点検する際に使用する機器に『トルクレンチ』があります。このトルクレンチは消防設備業者はもちろんのこと各主工業製品を作っている会社でよく使用されています。ナットやネジを適正な締め付けるための使用するもので、締め過ぎたり締めなさすぎたりを防止するために使います。 消防設備では避難器具のアンカーで固定しますがその時の締め付けトルク値が決められていて基準値通りの値でないとダメ […]

  • 2020.03.24

補助散水栓と消火栓の違い・使い方

Q、補助散水栓とはなにか?? A、補助する散水栓です。 Q2、何を補助しますか? A2、スプリンクラーによる消火活動を補助するためのです。 スプリンクラー設備では【火災の発生の少ない場所】【二次的な被害を出す恐れのある場所】【消火の効果が北出にない場所】などのスプリンクラーヘッドを免除されている部分がありますが、ヘッドを設けていない場所は補助散水栓で警戒する必要があります。 また、スプリンクラーを […]

  • 2020.03.19

成田空港で工事をしたときの話

私は昔から飛行機が大好きで学生時代に飛行機に乗りまくっていた時期がありました。 どれくらい好きかというと月間エアラインという飛行機専門誌を定期購読し、航空管制の教本を買って管制用語を覚え、航空無線レシーバーでパイロットと航空管制官の通信を聞いていたり。埼玉県所沢市にある東京航空管制部に見学に行き、実際の管制官が訓練で使用する実機を使った模擬航空管制シミュレーションをやらせてもらったり、フライトシミ […]

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