池袋東口上空写真

スプリンクラー

スプリンクラーの役割

スプリンクラーは出火時に発生する熱でスプリンクラーヘッド内部の温度ヒューズが溶けヘッドから水が勢い良く飛び出します。火災発生から消火活動まで 『オートマチック』に実施できる大変効率のよい設備です。消防法では比較的大きな建築物に設置することとされていますが11階以上の高層階には設置が義務となっています。高層階では 消火活動が困難なため迅速確実な初期消火が求められます。配管の末端には『末端試験弁』という圧力を計測を実施するためのテスト弁を設置することになっています。圧力が一番低くなると思われる配管 の末端でどれくらいの圧力値が出るかを計測します。

スプリンクラーの構造図 スプリンクラーヘッド
スプリンクラーイメージ図 ■作動温度

スプリンクラーヘッドは内部の温度ヒューズが溶けることによって放水を開始します。一般的に使用するスプリンクラーヘッドの作動温度は 【72℃ 96℃ 139℃】で、設置する場所によって変えていきます。

■72℃で作動するヘッド
通常の用途で使用します。一般的になスプリンクラーヘッドです。

■96℃で作動するヘッド
厨房などの比較的高い熱が発生する場所で使用します。

■139℃で作動するヘッド
サウナなどの高い熱が発生する場所で使用します。