設置基準・用語

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  • 2020.04.01

自動火災報知設備の設置基準【用途と面積により決まります】

自動火災報知設備の設置基準 設置基準の基本は「用途」×「面積」 自動火災報知設備が必要かどうかについては、どのような「用途」で使用しているかと、その建物がどれほどの規模なのかの「面積」によって決せられます。また、用途と面積以外にも「指定可燃物等の数量」による基準も設けられています。 設置が義務になるかを調べるためには対象物の用途を確認し建物の面積が基準値以上なのか否かを照らし合わせ、追加して指定可 […]

  • 2020.03.26

防炎物品の種類と設置が義務になる防火対象物について解説【カーテン、じゅうたん、のれん他】

消防法令では防炎規制について定められていて、特定の用途で使用する場合には防炎製品を使用しなければいけないという決まりになっています。 防炎規制の対象になる物品はじゅうたん、カーテン、のれん等です。これらの製品を使用する場合は防炎のものを設置することが求められます。また、防炎ではないが後から防炎加工をすることによって防炎化できる場合もあります 防炎製品の設置が必要な建物や用途 防炎防火対象物 まず、 […]

  • 2020.02.12

フード消火・ダクト消火の設置と施工

厨房設備のフードやダクトを自動的に消火するための設備がある。フード内消火とかダクト消火とか言われていますが着工届や設置届には『フード等用自動消火装置』と記載しています。 この装置の設置には『消防設備士甲種3類』の資格が必要になります。参考記事:消防設備士を取ろう 消防設備士の中で甲3類は12個ある設備士資格の中で6番目に受験者が多い資格になりますので設備の設置自体は全体からすると少ない方に入るかと […]

  • 2020.01.25

受動喫煙対策と喫煙室への感知器の増設

年々愛煙家の方々への締め付けが厳しくなってきている世の中であります。路上喫煙が禁止になり、オフィスの中もダメ、飛行機の中もダメ、家の中でもダメ、今度は飲食店の中でもダメということになります。 実際ワタクシはタバコを吸いませんので禁煙エリアが増えていくことはありがたいことなのですが、正直なところ飲食店などの施設でタバコを吸えたり、分煙になっていなくてもさほど気になりません。しかし、受動喫煙禁止法が徹 […]

  • 2020.01.17

防火対象物点検でチェックする項目

消防設備点検とはまた別の点検である『防火対象物点検』があります。この点検は平成13年9月に発生した歌舞伎町ビル火災被害をもとに今後このような参事が起こらないようにと平成14年に新設された点検になります。これまでは消防査察により実施されていましたが消防官のみでは件数が多すぎて見きれず民間に降りてきた業務でもあります。 防火対象物点検【通称 防点】 防火管理者の選任が必要になります 第八条の二の二  […]

  • 2020.01.16

消防隊進入口・代替進入口開口部前に障害物があってよいものか?

消防隊進入口のマーク Q. 消防隊の進入口前にものを置くまたは塞ぐのはまずいですよね??A. はい、まずいですね、、、 まれにこのようなご質問をいただくことがあります。消火活動をするため消防隊は建物内部に侵入する必要があります。そのために進入口または代替進入口部を設けることになっているのですが侵入を妨げるものがあっていは消火活動の妨げになってしまいます。なのでタイトルのつけ方がおかしいのですが障害 […]

  • 2020.01.10

検定制度と型式失効

消防設備には検定制度というものがあります。これは消防法でしっかりと定められていてざっくり書くと『消防設備はちゃんとしたものでないと人命に関るから検定に合格したものでないと使ってはいけませんよ』ということです。たしかによくわからない消防設備だった場合しっかり動くか謎で怖いですからね。 検定制度の対象となる消防設備 消火器 火災報知設備の感知器、発信機 中継機 受信機 金属製避難はしご 緩降機 消火器 […]

  • 2019.12.28

長時間タイプの誘導灯が必要な施設

誘導灯は通常ものであれば何らかの理由でブレーカが落ち停電した場合20分以上点灯できるように設計されています。しかし大規模施設などでは20分の避難時間では足りず60分以上点灯が可能な容量が必要とされています。 2種類の誘導灯(20分型と60分型) 長時間点灯の誘導灯が必要とされる場所 長時間タイプの誘導灯が必要とされている場所は下記の通りです。また避難口誘導灯、通路誘導灯以外で『階段通路誘導灯』も6 […]

  • 2019.12.20

消防署査察・立ち入り検査の指摘事項と建物の使用禁止について

消防署から勧告所をもらいました。とのように対応すればいいのかわかりません。今後建物が使用禁止になってしまっても困ります。という相談をいただくことがよくあります。結論から言えばいきなり使用禁止にかることはありません。ただ、指導、命令、勧告書をもらった場合は早急に対応することをススメいたします。 消防署からの指導、勧告、命令 指導、勧告、命令の違いについて 消防署から届いた勧告書 第一段階に指導→勧告 […]

  • 2019.12.19

令8区画とは

消防実務に従事しているとたびたび『令8区画』という言葉を耳にします。令8(れいはち)とは『消防法施行令第8条』に規定されている防火区画のことを指しています。令8区画に該当する場合は区画を隔てて別の防火対象物とみなされるので、区画面積が小さい場合は消防設備の設置義務が生じないということがおこります。 令8区画とは 第八条 防火対象物が開口部のない耐火構造(建築基準法第二条第七号に規定する耐火構造をい […]

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