警報設備

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  • 2020.06.24

火災通報装置の点検・模擬試験訓練をやってみた

火災通報装置【火通・かつう】の試験装置を使って、どのように火災通報装置が働き、消防署とのやり取りがなされるのかを点検・訓練を実施しました。 自動火災報知設備による連動、または火災通報ボタンの手動起動にて消防通報『119』を行います。通報がされると、あらかじめ録音しておいた音声情報『物件住所』『物件名称』を119番の通信指令室に伝えます。通話を終えると通信指令室から逆信が入ります。 火災通報装置 構 […]

  • 2020.06.18

自動火災報知設備の副受信機を設置工事してみた

副受信機は自動火災報知設備が作動したときに『どこで火災表示が出ているか』を確認する表示機です。火災受信機との違いは、ベル・サイレン等の停止スイッチがなく、各種試験や火災復旧操作ができません。副受信機自体の音響を停止するスイッチのみ設置されています。 対象の建屋や敷地が広く、管理人室・事務室などが複数ある場合や、同一敷地内に数棟建物があり火災受信機を共有しているような物件では、火災受信機の確認に時間 […]

  • 2020.06.18

非常放送設備・非常リモコンを工事してみた!

非常放送設備リモコンを設置することで、非常放送の『遠隔操作』が可能になります。緊急放送が必要なのにアンプの設置場所までたどり着くには時間がかかってしまうよ、というような場合に設置されています。 たとえば『1階』にアンプが設置されているけれど、スタッフがいるのは上層階、または面積が広い物件で、アンプ設置場所から離れてる場合です。 非常放送設備は緊急放送設備であるため、火災や地震発生時には直ちに館内放 […]

  • 2020.06.08

管理室の鍵問題と火災受信機の操作ができないとき

Q, 火災受信機を管理室に設置しています。自動火災報知設備が作動し、地区音響ベル、非常放送が鳴ってしまった場合、管理室に鍵がかかっていて火災表示の確認や非火災時の復旧操作ができません。しかしながら管理室の鍵を開けっ放しにできず困っています。何か対策はありますか? というご質問をいただくことがあります。そのような場合は、自火報連動で管理室の鍵が解除するシステムを取り入れることで問題が解決します。とお […]

  • 2020.06.03

総合盤・機器収容箱の結線【消防設備士4類試験対策】

自動火災報知設備は『火災受信機』『総合盤・機器収容箱』『火災感知器』の3つの機器類で構成され、各設備間は配線で接続されています。※無線式の場合、総合盤~感知器間は無線、火災受信機~総合盤間は有線による接続。 総合盤の結線については、消防設備士甲種4類の実技試験(製図)で出題されるため理解しておくことが必須です。今回は簡単に結線について書いてみたいと思います。ぜひ消防設備士試験に役立てていただければ […]

  • 2020.06.02

非常放送とアッテネーター

アッテネーターは減衰器のことで、放送設備のボリュームを調整する装置です。無線機などでも使用されており、大きい出力信号を適正値に絞る効果があり『ATT』と略されていたりします。 放送設備にアッテネーターを設けることでボリュームコントロールが可能になります。ツマミを0に絞ればスピーカーから音がでなくなります。【※非常放送時はアッテネーター効果が解除される。】 アッテネーター 非常放送設備は『業務放送』 […]

  • 2020.05.30

漏電火災警報器を交換してみた

昨日の夜から漏電火災警報器が誤作動を起こしているようです。原因不明で、何が考えられますでしょうか?東京の住宅地なのでご近所様に迷惑で早く何とかしたいのですが、、、 というご連絡をいただきました。お話を伺ったところ 深夜に突然、警報音が鳴りだした 漏電火災警報器は設置から35年以上経過している 漏電受信機は屋外に設置してあり防水ボックス内に取り付けていない 共用部、各居室の漏電ブレーカーは作動してい […]

  • 2020.05.25

非常放送設備の2線式・3線式配線について

非常放送設備には『非常放送アンプ』から配線をして『スピーカー』『アッテネーター』に接続します。各箇所に配線を引くわけですが、配線方法として、2本の線を使用する『2線式』、3本の線を使用する『3線式』があります。 非常放送設備は、非常時の警報音響や避難誘導放送に使用されます。スピーカーが設置されている居室によっては、ボリュームをコントロールするためのアッテネーターを設置します。 もし緊急放送時に、ス […]

  • 2020.05.23

消防設備を自主設置してみた【特定小規模自火報編】

消防設備は法令、条例による『義務設置』と、自主的に設置する『自主設置』があります。自主設置は、テナント入れ替えで、将来的に設備が必要になることが想定されたり、オーナーが安全を考慮して設置します。 自主設置案件で多いものは、上階に住居がある場合や、従業員が1階にのみいるような飲食、物販です。義務設置でないが、何かあったら心配だから、といった理由から設置されています。 実際にあった依頼の内容 現在は手 […]

  • 2020.05.21

漏電火災警報器の設置基準について解説します【ラスモルタル作り+面積or契約電流】

分割型変流器 漏電火災警報器は、『ラスモルタル』が使用されている建物で『用途』・『延べ面積』・『契約電流』の組み合わせで設置が必要かが決まります。 ラスモルタルとは木造の住宅や共同住宅を建築する工法の一つで、壁の中に金網上の金属を固定しその金属にモルタルをで塗りながら埋めていく工法です。 現在は新素材や技術の発展に伴い安価で耐久性がよく、ラスモルタル構造よりも工数が少なくてすむ建築工法に変わってき […]

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